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兄弟で仏壇を取り合って。
先月母が亡くなり、もう少しすれば四十九日です。 私は男2人、女1人の兄弟で長男です。長女は既に嫁ぎ、私も弟も既婚です。 父は20数年前に亡くなり、実家には母が一人暮らしており、仏壇には父の位牌があります。お墓、仏壇とも父が亡くなった時に新しく用意したものです。この実家の仏壇とお墓、お寺とのお付き合いは長男の私が継ぐつもりでした。ところが弟のほうが仏壇を自分のほうで預かりたいと言ってきました。自分の家に置いて拝みたいというのです。 跡継ぎになるという事ではなく、亡くなった母への気持ちから毎日手を合わせたいという事のようです。私としては仏壇は私の家に置くのが当然と思っていましたし、また仮に弟の家に置いた場合は私のほうこそ手を合わす仏壇がなく困ります。私の考えでは長男(私)が実家の仏壇とお墓を受け継ぎ、弟は新たに仏壇とお墓を用意するのが一般的だと思っています。仏壇とお墓を継ぐ人を分けず、私も弟も納得する方法をアドバイスください。
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曹洞宗の僧侶です。 仏壇は、そのお家で信仰している宗旨のご本尊さまをお祀りする、お寺のミニチュア版出張所のようなもので、本来はご先祖さまのご位牌をお収めするものではありません。 しかし、実際には日々の礼拝と先祖祭祀は一体のものですから、便宜上、ご先祖さまのご位牌を一緒にお祀りしても差し支えないということになっています。 一方、法律で祭祀継承者が、お墓や仏壇など先祖祭祀にかかわる法具を単独で一括継承するものと定められているのは、それらがご先祖さまのお参りのために一体不可分のものであるという一般的な考え方にもとづいています。 ですから、弟さまのお気持ちが、ご本尊様を移し、先祖祭祀の全体を引き受けたいことではなく、純粋にお母さまやお父さまの霊位に手を合わせたいということなのであれば、ご仏壇そのものを移すのではなく、弟さまのお家用に、お母さまやお父さまのご位牌をもう一組作られて、お参りされてはいかがでしょうか。 位牌はひとつだけと決まっているわけではなく、子孫の方の礼拝の都合によって複数作られてもかまいません。 ご位牌は、どこに祀らなければならないと決まっているわけではなく、清潔で日々の礼拝に都合の良い場所であれば、どこでもかまいません。 もし、むき出しのままでは気になるということであれば、弟さまのお家で適宜、新たにご仏壇を用意されても良いですし、そこまでする気もないということであれば、ご位牌だけを収める小さな厨子もあります。 厨子とは以下のサイトにあるようなものです。 ↓ http://myougado.com/SHOP/19393/list.html ご参考まで。
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- sgm
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ANo.2の者です。 >浄土宗で、位牌をもう一組‥‥ 菩提寺のお坊さんの考え方にもよりますが、一般的には問題ありません。たとえば、浄土宗は徳川家康の宗旨でもありますが、家康の位牌は全国の縁のあるお寺(他宗派も含めて)あちこちにあります。どの伝統宗派の教団でも霊位に上下区別はないと教えているはずですので、徳川家康の霊位に許されることが、他の方の霊位に許されないということはないはずです。
お礼
ありがとうございます。 アドバイス戴いた方向で話会いをして、円満に解決できることとなりました。感謝致します。
- yamasati
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こんにちは。お母様を亡くされて、お淋しくなられましたね。長男さんは、葬儀から引き続いて、いろいろな手続き等で、大変な思いをされているのではないでしょうか? お母様とは別暮らしなのでしょうか?どちらにしても、仏壇とお墓は、長男さんが、守るものだと思います。今は核家族で、昔のような長男制度がなくなってしまったから、相続などで、もめてしまうのではないでしょうか。そのかわり、これから、初盆、法事、納骨などやられると思いますが、ご兄弟をよんで、長男さんがきちんと、仏壇や、お墓の守りをしていることを示さなければ納得いかないと思います。大変だと思いますが、頑張って下さい。
お礼
励ましていただいてありがとうございます。 母、私、弟それぞれ別々に暮らしております。 おっしゃるとおりの事を皆が心の中では理解しているのですが、気持ちの問題がからみますので、慎重かつはっきりと決めたいと思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。位牌をもう一組作るという事を話してみようと思います。形式も大事ですが、気持ちの話となるとなかなか難しいです。ところで当方は浄土宗ですが、位牌をもう一組作るにあたって不都合はないでしょうか。