- 締切済み
ミネラルに熱を加えるとどうなりますか?
ミネラル(Ca、Fe、Na、P、Mg、K等)は、熱で処理すると、壊れたり、変化したりするのでしょうか? ミネラルはビタミンなどとは違い、ほとんどが元素そのものです。ですので加熱しても壊れないと思っているのですが、”海水を加熱してできた塩(NaCl)は生物はナトリウムをイオンとして吸収しにくくなる”と、あるHPに書いてありました。”他のミネラル成分も加熱により、分子構造が変わるので、生物である人間は吸収しにくくなる。”とも。。 これは一体どういう意味なのでしょうか? ミネラルは熱を加えることで壊れたり、形が変わったりするのでしょうか? それとも、壊れたり、変化しないのでしょうか? または、するミネラルとしないミネラルとがあるのでしょうか?その場合、どのミネラルが変化するのか教えてください!!
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- usokoku
- ベストアンサー率29% (744/2559)
>他のミネラルは変わらないという事でしょうか? その通りです。専売公社の塩(手持ちの試料が古いのしかないので)ですと NaClが99%以上で、残りがNa2SO4です。この2つは熱で変化しませんから。 漬物用塩は、上記精製塩に MgCl2を添加した物で、MgCl2は熱では変化しません。 微量の必須金属の場合には、注意を要する場合は、食べあわせです。 たとえば、有名な物に、Znがあります。亜鉛と小麦に含まれているフィチン酸(多分)を同時に食べると、亜鉛はほとんど吸収されません(だからイスラエルで亜鉛不足症の小児患者が結構いる)。 一般には、野菜と混ぜて食べると吸収されにくくなります。ただ、ひっす量が少しなので、少しくらい吸収されなくても平気な分量を食べているはずです。
- usokoku
- ベストアンサー率29% (744/2559)
「海水を加熱してできた塩」が固体の塩であるならば、 海水中に含まれるたしか、Ca-Na-CO3塩が(温度忘却、200度だ゜ッた化500どだったか)で分解して、酸化物になります。これに二酸化炭素と水が反応して、CaCO3という固体ができで、溶けにくくなります。 現在はほとんど生産されていませんが、海岸に落ちていた海草を集めて乾かして、焼却し作る焼き塩がこれです。 しかし、他の製法では、思いつく内容がありません。
補足
早速のお返事ありがとうございます。 ということは、その焼き塩が特別ということで、他のミネラルは変わらないという事でしょうか?
お礼
usokokuさん!! 丁寧なご回答をありがとうございました! なるほど~!!