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銅は焼入で硬度を持たせることは出来るのでしょうか
銅板を叩いて表情をつけた魚のオブジェを表札のポイントにしたいと考えています。 まず、バーナー焼き鈍し、柔らかくなった銅を叩いて堅くして表情をつけています。しかし、その後細かいパーツをロウ付してゆきたいのですが、作業が進むにつれ叩いて堅くする事が出来なくなってきます。(叩くだけの面積が無いとか形状的に叩けない)。 叩かないと柔らかくて強度的に不安です。 最終的には焼入れ(水による急冷)して硬度を持たせると本で読んだのでテストがてらやってみたのですが硬くなりません、ゆっくり自然冷却してもだめです。 そもそもなました銅は(叩かず)堅くする事は出来るのでしょうか? アクセサリーなどはどうしているのでしょうか、焼入れが可能だとしたらその方法を教えていただきたいのです。 銅の厚みは0.5~2ミリくらいです。 作業は先に進まない、答えはどこにも無いで困っています。 よろしくお願いいたします!
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銅は熱処理で硬化させることは出来ません。 柔らかくなった銅を叩いて堅くして、と質問者さんが述べられているような加工硬化によるしかないようです。 小さな鋼球を吹き付けて表面を硬化させるショットピーニングという加工法がありますが、手軽に出来るものではありませんね。 http://www.heat-hamanetu.co.jp/gijyutu/shot.html
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- ASIMOV
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焼入れが出来るのは、ベリリウム銅といわれる銅合金だけですね 普通の銅は焼入れできません http://www.brushwellman.jp/alloy/tech_lit/AT0015_0295.pdf
お礼
銅が熱処理で硬化させることは出来ない、とい言う事がわかりすっきりしました。 おそらく彫金、鍛金をされている方は、最終過程になまし温度まで達しないよう計算して細部を制作しているのでしょうね。工程を見直してみます。 本当にありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 問い合わせたところベリリウム銅はちょっと高すぎました。 やはり硬化させる手段は叩く意外無いのでしょうね。 そしてたたけなくなったら焼き鈍し温度以下のロウ付け(ハンダ付け)しか無いということかもしれませんね。
- 10ken16
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銅の焼入なんて、聞いたこともありませんし、 出来ないと思います。 単に耐食・耐摩耗の強化なら、 ジルコンとの合金にするとか。
お礼
銅が熱処理で硬化させることは出来ない、とい言う事がわかりすっきりしました。 おそらく彫金、鍛金をされている方は、最終過程になまし温度まで達しないよう計算して細部を制作しているのでしょうね。工程を見直してみます。 本当にありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 と言うことは日曜大工レベルでは、なました銅に強度を出す場合は 叩くしか無いと言うことでしょうか。 また、代表的な金属で良いので焼入れ出来るものできない物を教えていただけますか?よろしくお願いいたします。
お礼
銅が熱処理で硬化させることは出来ない、とい言う事がわかりすっきりしました。 おそらく彫金、鍛金をされている方は、最終過程になまし温度まで達しないよう計算して細部を制作しているのでしょうね。工程を見直してみます。 本当にありがとうございました。