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銅の焼鈍について
- 銅の焼鈍について詳しく知りたい場合、本記事で焼鈍の方法や条件について解説します。
- リン脱酸銅の焼鈍に関して不明な点が多い場合、本記事では焼鈍温度や時間の関連、急冷の必要性などを解説します。
- 銅の焼鈍について知識を深めたい方向けの情報をまとめました。焼鈍の条件や酸化防止方法などについて解説します。
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当社でもリン脱酸銅や無酸素銅の焼鈍を行っていますが 酸化防止としてはブタンガスの雰囲気内で行っています。 当社の条件としては重量1000KG程度を温度520℃で1.5hぐらい保持し、1.5hぐらいかけて常温程度に戻します。 品物がどんなものか分かりませんが 小さな、軽いものでしたらもう少し温度を下げても大丈夫だと思います。 温度が高いうちに空気にさらされると酸化します。 炉の能力や他の条件によっても違ってきますので、あくまで参考としてください。
当社では酸化防止としては、水素中還元雰囲気、もしくは窒素やアルゴンなどの不活性雰囲気で焼鈍します。 C1100タフピッチ銅を水素中で焼鈍させると、水素脆性を起こします。 りん脱酸銅は経験が無いので水素/窒素/アルゴンとの反応に気をつけなければならないかもしれません。 ルール違反ですが、気になったので・・・(bebeさんごめんなさい) のうほうく丸機関長さん。銅は急冷した方が軟化しますか?それはりん脱酸銅だからでしょうか? C1100やC1020は特に添加物がなく、不純物も少ないので、冷却スピードで軟化特性は変わらないと思っています。ただ。協力工場の人も「経験上、C1100も水冷(急冷)した方が柔らかくなる」と言っていました。そのことを思い出したので質問させていただく次第です。
お礼
水素中では水素脆性を起こしますか。 気をつけます。 当社の雰囲気炉はアルゴンと窒素で焼鈍が行なえるのでやってみたいと思います。 ありがとうございます。
・C1100タフピッチ銅 ・C1020無酸素銅 での話です。 りん脱酸銅の経験は無いのですが、同じでいいと思いますが・・・ http://mori.nc-net.or.jp/fQA.php?qid=9501
お礼
ありがとうございます。 純銅ならさほど工程は変わらなそうですね。
大きさにもよりますが、ピンセットでつまんで、ガスバーナーの炎にかざして、赤くなったら、水で急冷すれば、焼き鈍しできます。鉄の焼入れと同じことをすれば、良いです。ただ、材料が大きい場合には、銅は熱伝導が良すぎるので、なかなか熱くなりません。バーナーをいくつも用意するとか、工夫が必要です。
お礼
やはり水冷は必要なんですね。 ただ数量が多いため、炉を使用し焼鈍を行なう予定です。 大きさは全長15mm程度です。 早速のお返事ありがとうございます。
お礼
1.5時間かけて常温に戻すとはやはり炉冷ですよね。 空冷では空気にさらされてしまいますよね。 温度、保持時間を工夫して色々試してみたいと思います。 とても参考になりました。 ありがとうございました。