- ベストアンサー
プロダクトデザインについて
プロダクトデザイン、インダストリアルデザインなどの工業デザインは特に資格などはいらないんですが・・・・・ 1 果たして独学でなれるものですか? 2 やはり専門的な学校で勉強しないと不可能でしょうか? 3 今の大学を卒業して、大手企業にはいってから勉強してなれますか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
たびたびすいません 下記判りにくいかもしれませんので 補足します なぜ他部門からの移動が困難か・・ まず、企業のデザイン部門は新卒を基準に成り立っています 22歳~27歳くらいまで=見習い的、雑務、先輩の補佐 28~30代後半くらいまで=第一線のデザイナー 30代後半から40代=シニアデザイナーかディレクター それ以上=部門の責任者(デザインのトップ) 若いうちに、感性を磨きながら、スキルを身につけ 20代後半からバリバリ仕事をしてもらうという感じです そこに、年齢は20代後半で、デザインの実務経験の無い 人が入ってくると、どう扱ってよいのか また、そのことにどんなメリットがあるのか 人員を一人増やすというのは企業にとって、かなりの 決断ですので、経験が無いのであれば、年齢の 若い新卒者を取った方がいいという結論になります 更に、企業の新卒者採用というのは、普通の大学生の 就職試験とは全く違います 試験は、基本的に実技、課題が出てそれを期間内に 仕上げてプレゼンし、感性で判断します 試験期間も、うちの会社ですと、通いで3週間 毎日通って課題を仕上げるという感じですので 採用には、かなりの労力と厳しい採用基準があります ですので、他部門の社員で工業デザインを学んだ 人がいるといっても、おそらく、ああそうですか で終わってしまうと思います それは、あなたの会社だからでしょ! って言われそうですが、だいたい同じようなものです なぜ判るかといううと 話が長くなりますが 日本の大手企業のデザイン部門は 武蔵野美術大学工芸工業デザイン 多摩美術大学プロダクトデザイン 日本大学芸術学部デザイン専攻ID 東京造形大学プロダクトデザイン 千葉大学工学部工業意匠 筑波大学芸術学群デザイン専攻 90%以上が上記の6つの大学の出身者で 成り立っている、相当に狭い世界です つまり、大学の友人がほとんどの 日本の企業に散らばって就職してますので 友人の友人は友人・・みたいなつながりがあるため 大体の企業の状況は同窓会や飲み会などで判ってしまい 話を聞く限り何処も同じというのは、間違いないです ですので、くどいようですが 企業のインハウスデザイナーになるためには 新卒で入る以外に道はないと思った方がいいです
その他の回答 (6)
- pomupomupo
- ベストアンサー率0% (0/1)
あなたが日中大学で勉強して、夜間にデザインの学校に通っている間、 美大の人は、日中も夜も毎日デザインに励んでいます。 (しかも美大に入学している時点で相当の基礎があります) あながた大手企業に入社して、仕事をしている間。 デザイン部門の人は常にデザインの経験を積んでいます。 (しかも大手メーカーに入れる人は美大出身でも一部の人だけ) 厳しいようですが、あなたのやり方の、後で頑張るという選択では、差は広がる一方で追いつけるはずありません。 本当にやる気があるのならば、今すぐに美大で頑張っている人以上に頑張る必要があります。 自分が頑張っているつもりでも、上の人はもっと頑張っているのです。 何事もはじめるのに遅すぎるということはありませんが、後になればなるほど辛くなるだけです。今、死ぬ気で頑張って下さい。
- novision
- ベストアンサー率0% (0/2)
所謂工業デザインは、かなりの専門性が必要です。 私は大手家電メーカでデザイナーをしていますので、参考までに。 私の意見としては学校に入っても意味がないと思うので、独学でどんどんやってデザインイベント等で発表していくのがいいと思います。エンジニアリングをやりながらデザインを勉強していけばいいと思います。企業デザイナーだけが全てじゃないです。この世は様々な価値観を持ったデザイナーを必要としています。共に頑張って行きましょう!
- hayatomato
- ベストアンサー率8% (17/193)
下の者です 下記コメント欄に >>今の学校で大手の企業に入って、そこから何年か先に工業デザイン>>の部署に配属されるように努力していこうと思います。 ほとんどの企業で、これは難しいと思います なぜなら、企業内でもデザイン部門は特殊で 閉鎖的なところが多く、また同時に職人的な 要素も多いですので、良くないことですが 年功序列的な体質があること また、学校で学ぶことはほとんど役に立たず 企業で仕事をしながら学ぶことがほとんどのため 新卒者か、他社でかなりの実績を出している人の 中途採用がほとんどです いくら学校を出ていても他部門からの移動は まずありえないと思います 人員にも制限がありますので、容易には人を増やしません ので、もし、企業でデザインをしたいのであれば 今から美大に行ってでも、新卒で採用される方が 確率が高いです 老婆心まで
- hayatomato
- ベストアンサー率8% (17/193)
はじめまして 某企業(家電)のデザイン部門でプロダクトデザイナーとして 働いています 経歴としては、美術大学の工業デザイン科 でID(インダストリアルデザイン)を専攻し 今の会社に就職しました 家電、車などの日本企業のデザイン部門は ほとんど、インハウスデザイナーといって 自社内のデザイナーが商品をデザインします 海外の場合は、インハウスは少数で 外部のデザイン事務所と共同で仕事をすることが 多いようです 大手の企業でデザイナーになるためには 基本的に美大でプロダクトデザインを 専攻する必要があります 専門学校などですと、あまり募集をしませんので よほどのことがないかぎり無理でしょう ちなみに、うちですと、全社員数30000人で内 デザイナーの数は250人程度です 車会社の場合は、500人以上デザイナーがいるようです (海外で、たとえば大手のアップル社などでは数十人ときいてます) もしメジャーな商品 (今で言えば、携帯やデジカメや車など) をデザインしたいのであれば それを作っている企業に入るしかないと思います 社会人になってからたとえば専門学校を 卒業してなれるとすると、今の日本のシステムですと 小規模なデザイン事務所などに 限られると思います 100%とは言いませんが、この場合大手企業の 下請け的な、作業や、企業のデザイナーの 指示通りの作業をすることになるので 自分で好きにできることはほとんど無いと思います ちなみに、美大で工業デザインを学ぼうとする人の 大半が小学生、中学生くらいのときから ある程度道を決めて、美大受験のための 予備校などに数年通い、かなりの倍率の難関 を突破して入ってきますので それなりに、早くから始動している人が多いです 今から遅いとは決して言いませんが そういう世界ですので、それなりの覚悟が必要です
- rosewellsatars
- ベストアンサー率30% (82/272)
No、1の方の補足です。美大や専門で工業デザインを学んだとしても、それは工業デザイン一般について学んだわけで、企業の専門的な分野のデザインを専門に学んだわけではありません。(たとえば、家庭用品なら家庭用品のこと、専門でずっと学んだわけでない) 企業に入ると、専門的な分野を受け持つことになるのですから、美大や専門で学んだことはホンの少しになってしまうのです。では、なぜ美大や専門から選ぶか?一から教えるのは大変です、そんな余裕あるところはありません。だから基礎的に訓練されている人が欲しいのです。その上、工業デザイン専攻だとある程度は専門的にも訓練されているからです。発想法とか、少なくてもパソコン画像処理とか、センスとかも多少磨かれています。 だから企業は、そういった人材を求めるのです。企業は道楽じゃないですから。小さなデザイン事務所で、事務員的にアルバイト兼で雇ってもらえるかもしれませんが・・小さな事務所でコネなしで雇ってもらえる所はかなりしょぼい仕事(早いだけがトリエとか)している可能性多いです。すごい仕事している小さな事務所に安くても就職したい美大出の子はいっぱいいますので、勝つのは難しいでしょう。 バブルの頃だと、タダでいい、と働かせてもらって・・とかいう武勇伝結構あったみたいですけど、今はあの頃のような景気もないし、デザイナーはあふれかえっているし(昔はデザイナーという人、少なかったので、デザイン専門学校も少なかった) もしかしたら、小さくていい事務所の営業とか事務に一般大出身者として雇ってもらえれば、そこで見聞きして道は開けてくるかもしれませんが。推測ですが・・・
お礼
返信遅れてごめんなさい。丁寧な回答本当にありがとうございます。 非常にわかりやすかったです。やはり基礎的な訓練されてる人が必要なんですね。そのために、専門の勉強は必要になると・・・・よくわかりました。そういう基礎的な勉強を大学行きながら夜間の専門学校に行きダブルスクールしようと思います。最初は工業デザイナーとして企業に就職するのではなく、違う部署に入り、何年か後に工業デザイナーの部署に行こうと思います。 ありがとうございます。頑張ります。
- bossnass
- ベストアンサー率44% (176/394)
結論を言えば、 独学や企業に入ってからの勉強だと、工業デザインの知識は得られても デザイナーにはなれません。 工業デザイナーは、他のデザインジャンルに比べ非常に特殊です。 知識がある、やあるいは学校を出ても 「企業が採用してくれないとデザイナーになれない」職種です。 つまり、企業が「工業デザイナー」として採用してくれて 初めて「工業デザイナー」になれるのです。 企業が採用してくれる基準に「どこの学校を出たか」が非常に大きな 要素になります。 「独学で勉強しました」「会社に入ってから勉強します」では まず企業は採用しません。 大手企業は、特にそうですね。 別の意味で学歴重視です。 中小企業は、たいがい外部の工業デザイン事務所に依頼します。 この事務所だったら、学校を出てなくてもコネがあったら入れるかも しれませんが・・・。
お礼
返信遅くなりごめんなさい!色々勉強になります。 ありがとうございます。僕は大学に通いながら夜間の工業デザインの学校にダブルスクールでいこうと思います。とりあえず、今の学校で大手の企業に入って、そこから何年か先に工業デザインの部署に配属されるように努力していこうと思います。
お礼
何度も何度も本当にありがとうございます。 感謝しています。 ものすごくわかりやすく説明していただいて、工業デザインナーの実状が大変よくわかりました。 今の本当の僕自身の気持ちを話します。 本当のところは、工業デザイナーもそうですが、何か物をつくり、それをつくったときの満足感、自分自身がこの世にいなくなっても、そのつくった物は半永久的にこの世に在り続ける達成感、などを味わいたい仕事につきたいと思っていました。工業デザイナー以外にも建築もそうだし形あるものをデザインしたい、そういう気持ちです。 それが、今のままでと、エンジニアの道に行きそうです。 エンジニアも素晴らしい仕事だと思います。尊敬する父もエンジニアです。しかし、やはり、内部のしくみだけじゃなく、イタリアなど海外の様に最初から最後まで全てをデザインしたい気持ちはすごく強いです。 しかし、何ヶ月も工業デザイナーについて調べてみて(今の日本の企業のしくみ、工業デザイナーについてなど)僕自身本当にデザインがしたかったのか?という自分自身に対して自信というか、確信がもてなくなってきました。これは、大学に一から入りなおさなくちゃ行けない不安からくるのかもしれませんが・・・・文字や言葉ではうまく説明するのは難しいですね すこし、絵やデッザンや物を造ってみて本当に自分はこの分野に行きたいのか?ということを考えてみます。 ありがとうございました。 今が分かれ道。 一生を左右する問題なので慎重に考えます。 本当にありがとうございました。