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山手線の「非常時に開けてください」の中身は?
OKWAVEの鉄道系のみなさま、 いつも丁寧なご回答をありがとうございます。 好奇心だけはあるものの、鉄道情報に疎い私からまた質問です。 先日、山手線に乗りました。 すると車両の端、ちょうど隣の車両へ移れる通路の上の所に 「緊急時に開けてください」 と書いた箱状の部分があることがわかりました。 これ中身は何なのでしょうか? なぜ緊急用があの位置にあるのか含めて不思議な物体です。 ぜひともご教示ください。
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鉄道車両は、定員に応じて停電状態でも十分に換気できるように基準が定められています。通常は、換気装置を電気で動かして、必要な換気を行っていますが、なんらかの原因で停電し立ち往生した場合、満員で換気装置が止まると、車内が酸欠状態になり、体調を崩す乗客が大量に出る可能性があります。 そのため、あの部分を開けると、自然換気できる外気につながる換気口を開くことになります。 それなら普段から換気口にしておけばと思われるでしょうが、そうすると雨天の走行状態では、そこから雨水が吹き込みますので、雨水対策が必要になり、コストが高くなりますし、気密性も低くなりますので冷暖房に必要なエネルギーも増え、省エネに反する事になります。したがって、停車状態でしか使わないという前提で、簡易な換気口にしておく方が、総合的に見て得なわけです。 ようするに、あそこを開けると穴が開くわけで、非常時の使い勝手や、穴をあけても支障がない部分と考え、あの位置になったのでしょう。
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- ayatoshi
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No1、No2の回答で答えが出ていますが、あの箱に中には換気口が入っています。 緊急時(停電時)に必要な換気量(法令で決まっている)が6ドアの車両は窓が小さいために確保できません。その為に必要な換気量を確保するために車両の両端に換気口を作っています。 乗務員は「換気口を使うことでの二次災害を防ぐためになるべく開けないように」と聞いています。ラッシュの真っ只中、車内を通って換気口を開けに行くのは不可能に近いですが・・・。
お礼
回答ありがとうございました。 法定はわかりますが、確かにあまり実用的でないような気もしますね。 使うシチュエーションが想像できません。
- _l-o-l_
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あの部分を開けると換気ができるようになっております。
お礼
早速のが回答ありがとうございました。 助かりました。
お礼
丁寧な回答をありがとうございます。 あそこの換気穴だけで解決するとは思いませんが まぁそういうことなのでしょう。 疑問としては解決です。