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結合エネルギーの比較

メタンのC(sp3)-Hの結合エネルギーは438kJmol^-1, エタンではC(sp3)-Hの結合エネルギーが420kJmol^-1となっています。 同じ結合のはずなのに値が違うのはどのように考えればいいのですか。 また、エテンのC(sp2)-Hの結合エネルギーは444kJmol^-1, エチンのC(sp)-Hの結合エネルギーは552kJmol^-1となっていて、 エタン、エテン、エチンを比べると、値がだんだん大きくなっています。これはどのように考えればいいのですか。

みんなの回答

noname#160321
noname#160321
回答No.2

基本的に#1のお答えに同感です。 なお、ベンゼンのPh-Hエネルギーが475±11kJ/molですのでエテンより強く典型的なCsp2-Hのエネルギーではないかと思います。 http://www.colorado.edu/chem/ellison/papers/Davico_JACS_1995.pdf

  • hand07
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回答No.1

より原子同士が引きつけ合えば大きくなります。電気陰性度はHよりもCが大きく、C-C結合でエネルギーを使っている分、C-H結合が弱くなっていると考えればいいでしょう。 軌道の話になりますが、その軌道のs性が高いほどより強力に引きつけ合います。sp3ではs性は25%、sp2では33%、spでは50%と考えると結合エネルギーの大小とうまく合致します。