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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ヤコビアン(関数行列式)について 高度な数学の質問になります)
ヤコビアンと座標変換の関係について
このQ&Aのポイント
- ヤコビアン(関数行列式)が0になると逆変換ができなくなる理由を教えてください。
- 座標変換において、関数行列式が0になると逆行列が存在せず、逆変換ができなくなります。
- ヤコビアンが0になると、逆行列が存在しないため、逆変換ができなくなります。
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>ヤコビアンが0になってしまうと逆変換が出来なくなると言う認識 ヤコビアン≠0は、逆変換が存在する十分条件であって、必要条件ではありません。 例えば、実3次元の変換 f : (u, v, w) → (u^3, v^3, w^3) は可逆ですが、 (u, v, w) = (0, 0, 0) で ヤコビアン=0 になります。 可逆な座標変換について考察するときは、そういうモノまで含めると煩瑣になるので、 ヤコビアン≠0 を仮定して、対象を限定してしまうことが多いのです。 >逆変換が出来なくなってしまうようなのですが、これはどうしてなのでしょうか? 逆変換ができないのは、もとの変換が一対一対応でない場合です。 次数を落として1次元の場合を考えると、わかり易いのでは? y = f (x) のヤコビアンは f ' (x) ですが、 f ' (x) = 0 となる x を含む区間では、f () の逆関数はどうなるでしょうか。 f (x) = x^2 などの具体例で考えましょう。 >逆行列が出来なくなる理由、逆変換が出来なくなる理由を 逆行列が出来なくなる理由は、ヤコビアン(=ヤコビ行列式)が0のとき ヤコビ行列が正則でないからです。ここが難しいなら、線型代数を復習しましょう。 高校の教科書でも十分だと思います。 逆変換が出来なくなる理由は、極大雑把には、座標変換は一点の近傍では その点でのヤコビ行列を掛ける一次変換のようなもの(~で近似できる)なので、 ヤコビ行列が不可逆なら変換も不可逆だということです。正式な定理は参考URLを。