- ベストアンサー
ライト兄弟のライトフライヤー号のエンジン性能は今の車に例えると
ライト兄弟のライトフライヤー号のエンジン性能について教えてください。 ライトフライヤー号は、水冷直列4気筒 (4,000 cc) で出力12HPとのことですが、この性能を現在の車(もしくはバイク)に例えるとしたらどの車種があてはまるでしょうか?原付、中型バイク、軽自動車etc。だいたいの目安でいいので教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
当時でしたら、サイドバルプ型で、圧縮比が8以下、最高回転数が3,000回転ぐらいでしょうから、農機具メーカーとして業界で有名な、クボタのトラクターの、3気等450ccディーゼルの12馬力級の「トルク」は出ていた可能性はありますね。(ちなみに3,000回転ちょいぐらいまでは回ります。) ひょっとして、ガソリンリッターカーくらいのトルクあるかもしれません。 あれだけ大きなプロペラを駆動するのには、大きなトルクが必要なはず。 65年前のゼロ戦だって、星型空冷14気筒で、950馬力でも、最高回転数は、3000回転ちょいだったのですから。 クルマがOHCになって、バルブ駆動のフリクションロスが小さくなって、高回転型エンジンがが、レース車両以外で手に入るようになったのは、1960年あたりからですからね。 アメリカの4,000ccクラスの大型車は今でもOHVが多いかもしれないぐらいです。 モーターサイクルの高回転技術がクルマに応用できたのは、ヤマハやホンダ、スズキの、振動に対するノウハウと、2輪レースでの競い合いがあってのことです。 川崎重工(旧川崎飛行機)・富士重工(旧中島飛行機)・三菱自動車(旧三菱飛行機?重工?)は戦前から航空機を手がけているので、精密で、振動の無いパワープラントに対するノウハウは持っていたはずです。 あのトヨタだって、最初のDOHCはヤマハに作ってもらう必要があったのですから。 馬力とは、単位時間当たりの仕事量(一秒間に75kgの物を1m持ち上げるのが1PS(ほぼHP)ですから、馬力で比較してもあまり、参考にはならないと思います。 でも、そのエンジンのスペック知りたいですね。きっと同時代の自動車かトラックのエンジンでしょうからね。
その他の回答 (2)
側弁式が出ましたので。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96 これは圧縮比を高く出来ない欠点があります。 頭弁式はURLがあまりありません。 http://www.mod.go.jp/msdf/educ/2mss/html_nenryo/reference/bk/060_1kyu03s1.htm 初期のエンジンは回転式エンジンがあり、主軸を固定してエンジン自体を回し、エンジンを冷却する方式もありました。 プロップは、エンジンに取り付けます。 寿エンジン(ジュピター)です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB_%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%BC 馬力と排気量は格段に向上しています。 しかし、圧縮比を上げる事は難しかったようです。 日本では1から設計するのは困難であったようです。 圧縮比が極めて低くないとこの馬力になりません。 オットーのエンジンの圧縮比は2.5です。 圧縮比は2.5~3.5と言う代物であった可能性があります。
出力12HPだけで比べれば、原付2種125ccのエンジン程度です。 原付50cc5~6HP 中型バイク250cc30~40HP前後 軽自動車660cc50~60HP