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チベット問題
あの~。とっても恥ずかしいのですが 今回の『チベット問題』の発端は何なのでしょうか? チベット問題、以前から色々ありましたよね~? なぜ今また騒がれているのでしょうか? 世間知らずでスミマセンが教えてください。
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- googahaku
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この程度の紛争・問題は、現在の地球上のいたるところにあります。 「チベット問題」も、ダライラマの追放時の暴動鎮圧とか、今回以上に大きなの紛争がありましたが、今ほど世界が騒ぐことはなかった。 今回の騒ぎは、かつての「大日本帝国」や「エコノミックアニマル・日本株式会社」叩きと同様、白人種国・欧米列強の「中国叩き」と思われてなりません。 強大化し、台頭する黄色人種への畏怖・被害者意識=かつての「黄禍論」と同根の「黄禍排斥」と考えるべきではないでしょうか。 これからの地球、「環境問題」に加えて「人種間の対立拡大」が争いの火種となって深刻化してくるのではないでしょうか。
- tyr134
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チベットは、昔から中国の一部に併合されたり独立国家になったりといった感じで、その時代その時代に衝突や共存をしてきた歴史があります。 で、現代においては清朝の崩壊から今の中華人民共和国の建国期において、1948年に軍事力によって中国側が実行支配しました。 以後、(日本ではなかなか報道されませんが)漢民族を中心とした中央政府による「チベット仏教の禁止」や「搾取」が行われたことで、チベット人と中国政府と衝突するようになりました。 ついには、ダライ・ラマがインド側に亡命せざるを得ない状況にまで追い込まれていきます。 その後、ダライ・ラマを中心にした「亡命政府」を中心に「高度な自治(≒独立)」を求めて運動をしています。 それに対して、中国側は一切認めようとせず(認めたらウイグル自治区や他の小民族なども独立を求めるのは、火を見るより明らか)軍事力で押さえつけているのが現状です。 で、今年はオリンピックイヤーであり、北京五輪を控えた中国はイヤでも世界中の注目を集めることになります。 そこで、「独立派」はそこに目を付けてあの大規模なデモを慣行しました。 そしたら、中国も上手く乗ってきて「いつもの」力で押さえつけて来てくれました。 その映像を、ネットなどをつかって世界中に配信し「中国はこんなにも人権弾圧してますよ~」とアピールしたんです。 この作戦は見事に成功し、欧米などの「人権意識」の高い国(特に仏・米・蘭なんかは盛ん)の耳目を集めメディアに盛んに取り上げられるようになりました。 結果、日本みたいなこんな問題(民族紛争・人権問題)には「無関心」な国家・民族のメディアまで取り上げてくれるようになった訳です。 今後、チベット側の作戦が成功して「高度な自治」が実現するかは未知数(というか、中国が認めるわけない?)ですが、まぁ「注目を集めた」事は「独立派チベット」側の勝利でしょうか。(現時点では) ※因みに、さきのデモを仕掛けたのがダライ・ラマなのか、彼は関係なく別の独立運動を展開している組織なのかは、今のところ闇の中ですね。
- Mumin-mama
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欧米が人権問題としている「チベット問題」について書かれています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E5%95%8F%E9%A1%8C 中国は清朝から、歴代ダライ・ラマとパンチェン・ラマの政治的対立を巧みに利用してきました。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E そのことは、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」にも描かれています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88
- kawakawakawa13
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>今回の『チベット問題』の発端は何なのでしょうか? そもそもの始まりは、中国のチベット侵攻から始まっています。 よその国を無理やり支配下に入れたのですから、反発は当然です。 近年、鉄道の開通に伴い、漢民族のチベット進出が多くなり、また、チベット人やその他の民族の子供を親から引き離して育てる政策や、漢民族の男性の結婚難解消と、民族同化政策として、他の民族の女性と結婚させる政策など、民族そのものを消滅させるような政策を、中国政府は取ってきました。 その度にチベットやその他の民族の蜂起が起こり、武力で弾圧されています。 今回も、きっかけ自体はたいしたことではないのかもしれません。 ただ、チベットの人々の怒りのレベルが危険水位に近づいていたところに、最後のダメ押しとなったのだと思います。 最も効果的なのは、聖火が通過し、世界の耳目が集まっているところでアクションを起こすのが、最もタイミングとして好ましいですから。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
> なぜ今また騒がれているのでしょうか? 簡単に言うと、大昔からありました。例えば今の中国の胡錦涛国家主席は、チベットの弾圧の功績によって出世しています。 今、メディアで取り上げられているのは、近年にない規模のデモが起こったと報じられたことに端を発しています。チベット側の武器の使用はほとんど見られず、逆に人民軍側の銃を含めた武器の使用が見られています。同種の問題は、規模を無視すればこの数十年間絶え間なく起こっていた、というのが正しい認識のようです。 中国は今、オリンピックなどで世界的に注目されている時期なので大きく報じられているという事情はありますが、メディアが大きく報じているのは、単純に売れるからでしょうね。 因みにいうと、この問題は民族紛争というよりは信教の自由を求めた民衆運動という側面があります。なのでダライラマは独立ではなく自治の拡大を訴えているのです。 中国においては宗教はあまり好ましいものではなく、法輪功等弾圧されている宗教も多くあります。チベット仏教も監視対象であり、絶えず中国共産党の手のものを宗教の中枢に送り込もうとしています。たとえば「新しいダライラマは中国共産党が決める云々」という発言もあります。
- nishikasai
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チベットって民族が中国人とは違うんです。でも力がないから強い中国に入れられちゃった。 昔から独立運動はあったけど抑えられてきた。で、中国がオリンピックを迎えて国際的なイメージを高めようとしているときだから独立運動を無理矢理抑えることができない、アピールする良い機会だということで独立運動を始めたのさ。
お礼
やはりキーポイントは北京オリンピックなのですね。 有難うございまーす!
お礼
有難うございます! 聖火もバスで運ばれてなんだか 悲しいです。。。