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国際教育協力への職業としての参加方法

私は教育学部の大学3年生で、専門は理科です。 ずっと国際教育協力に関心を持っていましたが、 実際にどのように参加・協力をしていけばよいのか見えてこなく 悩んでいます。 ボランティアという方法も考えましたが、 自分が母子家庭の長男ということもあり 職業として関わっていきたいと考えています。 国連や文科省、教員教育国際協力センターなど 色々と自分なりに調べてはみましたが どのようにすればそこに参加できるのかもわかりません。 教育の不十分な地域への教育の普及、教育の改善 という立場から教育者として国際的に関わることのできる職業を 教えてもらいたいです。 お願いします。

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  • MRMET
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.1

国際協力、途上国開発の仕事に憧れる人は多いのに、その入り口というのがどうもはっきりしない。多くの人はあなたと同じような疑問を抱えていると思います。はっきりしないのはこれという道筋がないからです。国連、NGO、JICAなど教育に携わる団体はたくさんありますが、それぞれによってルートは大きく変わってきます。そのため参考程度に読んでください。 まず、教育の専門家に対するニーズはあります。ただし教育学の学位を持っているからといって専門家と認められるわけではなく、教員の免許を持ち、実務経験を積み、さらに教育のあり方について広範かつ深遠な議論ができてこそ専門家と認定されます。 もしあなたが将来的に国連や国際NGOでの就職を希望しているのであれば教育学の修士号は必須です。しかもその修士号は英米の大学のものであるべきです。これはあなたの英語力を裏打ちするためです。 教育者として国際的に携わりたいのであれば、UNICEFやSave the Childrenが浮かびますが、例えばPKOのような部署でも復興の一環として子供たちへの教育プログラムを実施しています。そのため自分の目指す機関や分野を初めのうちから限定しない方が賢明です。ある程度の知識と経験を積めばおのずと道は開かれてきます。 国連や国際NGOはプロの集団という要素が濃く、新卒を採用することはまずありません。修士号+専門分野での職歴5年というのが最低条件でしょうか。これも空席に応募したときの相手によってハードルが上がります。日本人にとって不利だと思うのは英語力ではなく、自国で援助プログラムが実施されていて、開発の仕事はいくらでもある経験豊かな途上国の人と空席を競わなければならないことです。修士号が不可欠なのは不十分な職歴をカバーするためでもあります。 もし私があなただったら、まず教員免許を取り数年の現場経験を積みます。その後教育委員会などの管理部門への転職をはかります。途上国の仕事で求められているのは現場教師の経験ではなく、教育委員会のような管理部門での知見だからです。20代後半に貯金したお金を使いアメリカで教育学の修士を取ります。そこまでいけばおそらく国連や国際NGOへの道が開かれるのではないかと思います。 新卒を採用するJICAや入り口の緩い日本のNGOはまた別の話です。ここでは国連と国際NGOに焦点を当てました。この二つは30代でルーキーという世界ですから焦ることはありません。

RV256
質問者

お礼

大変丁寧な回答ありがとうございます。 どうやら私は先のことを早くに決めなくてはと焦り、 今自分が何をすべきなのか、ということが 見えていなかったのかもしれません。 また、途上国で求められている人材が 管理部門での知見を持った人間、というのは 私が考えていたものとは真逆でした。 というのも、私が専門を理科としたのも 理科を専門とした現場教師を途上国では必要としている、と 青年海外協力隊HPを調べた時にあったからなのです。 非常にためになり、 またこれからの私の指針になると思います。 ありがとうございました。

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