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(旧約聖書)聖所と男娼との関係は?
関根正雄訳 ヨブ記第36章 第14節 彼らの魂は若者のために死に 彼らの生命は男娼のために死ぬ。 これには次の注釈があります。 男娼は聖所におけるものか。前半からは男色一般をいうか。当時の悪習であったのかもしれない。 新共同訳 ヨブ記第36章 第14節 彼らの魂は若いうちに死を迎え 命は神殿男娼のように短い。 さて、質問です。 「男娼は聖所におけるものか。」とは何を暗示していますか。ここでいう聖所とは如何なる場所で、男娼は如何なる理由で存在していましたか。神事の上から必然の存在であったのですか、それとも単に所謂「風俗の乱れ」に類する現象でしたか。 よろしくお願いします。
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ご指摘の文脈は、ヨブの友であったエリフが、ヨブに励ましの言葉を述べている場面の一節です。簡単に要約すると、 神は邪悪な者を生かしておくことはされず、 背教した者たちは必ず滅びに至るのだ といった内容です。 つまり、ここでいう彼らとは「神に従わない諸部族」の事だと思います。自分も軽く調べただけなのですが、恐らくはカナン人のバアル崇拝者たちを暗に示しているのではないでしょうか? カナン人の都市にはバアルをまつった聖所が立てられており、その中ではバアルに崇拝をささげるため男娼や娼婦が仕えていた他、儀式上の売春以外にも、子供の犠牲をささげる事が行われていたようです。 いづれにせよ、こうした慣行はユダヤ教ともキリスト教とも関わりのない事であり、この一説はエリフが邪悪な者の末路を示唆する彼なりの表現だったのではないでしょうか? 参考になれば幸いです。
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- kigurumi
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これも私が持っている聖書と、翻訳内容が違いますが、、、、 私の推理では、、、、 イエスの祖先の女性に、神殿娼婦が登場しますよね? マリアも神殿娼婦だったのではないか という説がある。 神殿でおまいりに来る人に「おにーさん あそんでいきなよ」と誘っていたのか? そんな身を売るマリアをダビデの子孫とされたヨセフが嫁にもらうか? 聖書には「イスラエルの女性は娼婦になってはならない」とされており、違反したものは石打の刑に処されたはず。 古代では娼婦とはどういう意味だったのか? バビロニアの大淫婦とされたのは、誰のことだったのか? 私の推測では、ティアマートのことだったのではないかと。 で、古代では神殿娼婦とは神の地上の体現者の巫女のことだったのではないかと思えます。 地上の王に祝福を授ける巫女。 マリアの物語を読むと、彼女は3歳くらいのとき、神殿に捧げられたことになっています。 そこで何をやっていたのかというと、機織みたいな仕事に従事したとなっているが、恐らく生命の糸をつむぐ者とされる職業だったのではないか と思います。 つまり巫女が選んだ地上の体現者に、子供を授ける役割。 で、インド方面の宗教では、男が女性の格好をして神官の仕事に従事していた。 神は女性の属性があるとして、その神の地上の体現者として、神に使える男性は女性の格好をしていたようなんですね。 で、今ネットで同じ箇所を調べましたが、「彼らの生命は男娼のために死ぬ」ではなく、「命は男娼のように短い」とある。 仮にインド方面の宗教と同じように、神殿には男性版巫女がいたとして、彼らの寿命は極端に短かったのか? どう解釈すればいいのでしょうね。 男性で巫女的な役割をしていた人がいたとして、彼らは短命が常識だったとされた理由。 考えられることは、王の身代わりとして殺されていた。 もしくは、任期があり、人気が終わるとただの人となるので、命が短いとされたのか? 密教的な部分があり、幹部しかその全容は知ることは無かったと思います。 ローマ帝国が神殿を滅ぼしてしまった以上、もしそういう制度があったとしても、現代では知ることはできない。 というわけで、もし神殿に娼婦がマリアと同じように住んでいたとしたら、神の地上の体現者という地位だったと思えます。 イエス記に登場するイエスの祖先ラハブ。 彼女はエリコの城に住んでいた娼婦とされているが、イスラエル人がエリコの住民を虐殺することになったとき、彼女の活躍でそれが成功している。 ラハブ、神獣の名前 レビアタンのこと。 レビアタン=ティアマート。 ティアマート=バビロンの大淫婦。 ティアマート=神々を生み出した源。 ティアマート=生命のスープ=混沌。 この図式を私が読み解くと、巫女はティアマートの化身。 神殿娼婦はティアマートの化身。 男の聖職者も神の地上の体現者の権限を要求。 神殿男娼誕生。 となるのではないか と。 どうして、インド方面の宗教では男娼 すなわち男の巫女が女装をしていたかというと、神は生み出す という考えがあり、それは女性の属性を帯びていたので、形で表すため、女装をしていたのではないか と。
お礼
このご回答には広範な知識がないと反応できません。ただ、神事とおどろおどろしたものとは得てして密着しがちで、この記述が何かしらの真実に触れているようには思います。 有り難うございました。張り合いのない反応で済みません。またの機会にもよろしくお願いします。
お礼
バアルという存在があったのは初めて知りました。読み方の一つとして合理的に思えます。 有り難うございます。またの機会にもよろしくお願いします。