- ベストアンサー
受験英語をマスターしたとして・・・。
このサイトの英語の質問を見ていて感じるのですが、日本の高校や進学塾で教えている、大学受験で良い点数を取る為に英語(仮に受験英語と呼ばせて頂きます)をマスターしても、日常的な英会話にも事欠くような英語力しか身に着くことはないようです。 もし受験英語の目的が、英会話ではなく、英語の読み書きに指導の重点を置いてあったとしても、それほどの成果は上げているとは思いません。 知り合いに、日本にある某有名大学を卒業し、アメリカにある某大学の教授をされている方がいます。その方から頂くメールの英文を見る度に、いつまで経っても日本人が書いた日本人英語の域を越える事はないなという感想を持ってしまいます。 (↑この人の悪口を言っているのではありません。ご本人も自覚されていらっしゃるようですし、英語の事ー発音や表現の仕方ーでは在米生活○○年でも、悩む事があると言われています。) 前置きが長くなりましたが、受験英語をマスターすることによって、何を得られか? ということをお伺いしたいと思います。 尚、お礼はすぐには書く事ができないと思いますが、必ず書きます。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (32)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (31)
- aochan0317
- ベストアンサー率22% (27/122)
回答No.11
- mayuusa
- ベストアンサー率18% (108/579)
回答No.10
- gunta
- ベストアンサー率36% (236/652)
回答No.9
- DoubleJJ
- ベストアンサー率34% (127/367)
回答No.8
noname#11476
回答No.7
- may-may-jp
- ベストアンサー率26% (324/1203)
回答No.6
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.5
- Accept
- ベストアンサー率19% (47/243)
回答No.4
- pokepotto
- ベストアンサー率31% (21/67)
回答No.3
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
回答No.2
お礼
まずは、軌道修正をさせて頂きます☆ 『大学受験に合格する為の英語の勉強と、指導要領を元にして作られた英語のお勉強のカリキュラムは違ったものである。だから、受験英語を学校英語と同一線上に置いて考えることは意味がない』 ということです。 使える英語に関しては、アタシが考える最低基準になりますが、"How are you?"と英語であいさつされたら、中学1年の時に授業で習ったように、"I'm thank you, and you?"とお返事できる程度ということになります☆ こんな簡単なことができない人が、アタシの見たところ、あまりにも多過ぎます。以前、超一流大学の大学や大学院卒業者が社内にゴロゴロしている会社に、英語圏の国にいた時にコレクトコ-ルの電話をしたことがあります。英語圏の国からお電話したので、オペレーターは英語で先方にコレクトコールを受信するのかどうか電話を取った人に聞いたのですが、そこにいた人、み~んな、「英語だぞ~!?」とパニック状態になってしまいました。 その場にいた人の数人は東大卒だと思いますが、"Are you accepting this call?" なんて簡単な質問に"Yes."か"No."と答えることができなかったのです。結局は、オペレーターに事情を話して、その部署にいた人に日本語で○○さんにコレクトコ-ルでお電話していると説明して、お友達とお話しすることができました。受験に勝ち抜いただけでなく、学校英語も身に付けていると思われるような人でも、簡単な英会話ができない。これって、おかしいと思いませんかー? と思ったのと、高校までに習った英語を身に付けるだけで、英語で書いてある論文を大学で読みこなすことができたという人がちらほらいるので、日本人の英語力について具体的に考察してみました。 参考にしたのは、皆さんお馴染みのTOEICのホームページにある世界中のTOEIC受験者のデータです。ご興味がおありの方は、200 DATA & ANALYSIS と国別TOEIC平均スコアというPDFファイルをダウンロードしてご覧くださいませ。ここにあるデータを引用する為には、財団法人ビジネスコミュニケーション協会の承認を頂かなくてはいけないようなので、具体的な数字は出すのを控えますね☆ はじめに申し上げすが、TOEICの受験には公開テストとIPに分かれます。公開テストの受験者は個人でTOEICの受験を申し込み受けているので、自腹を切って受けている人も多いかと思います。その為か、公開テストの平均点数の方が、会社や学校でほぼ強制的に受けさせられている受験者の平均点数よりも、パーセンテージにして20%+α高くなっています。ここでは、他の国のデータと比較する為に、IPのデータを参考にしました。 TOEICはreading とlisteningをテストする試験なのですが、満点はreading とlisteningの点数を合わせて990点ということらしいです。受験者が多いのは圧倒的に日本なのですが、次に多いのはお隣の国である韓国です。だから、国別の平均点の比較をするには、データとして不十分な面もありますが、受験者数が500名を越える国別の平均点を見ると、アジア諸国の中では最低ではないですか! ※これはreading とlisteningともにということですよ。 で、日本人の受験者の学歴について見てみると、受験者の約6割が大学卒業ということです。大学院卒業者も入れると、7割強になりますなー。 ここで、学歴別の平均点を見てみましたが、大学院卒業者の平均点はTOEICのproficiency scaleと呼ばれる点数による評価では「基本的な文法と構文を理解している」程度なのですよー。英語の論文を読むことがあると想像される修士のみなさんがレベルCなんて低い評価を得ているということは、日本人の英語力なんて、口先だけで、自分で勝手に過大評価しているってことになりますなー。 >(4)検定教科書は廃止すること。 これと、大学受験の試験問題の作成の仕方を見直すことを考えないと、最低6年、大学院まで行ったら12年の英語に触れる生活を続けていても、基本的な英語の文章の読み書きしかできないような英語力しか身につかない人材を世の中に送りだすことに終止符を打つことはできないのでしょうねー。 >(1)ALT制度なんぞに頼らずに正式な教職免許を持ったネイティブスピーカーを、正規の教員(すなわち公務員)として採用 >(5)会話練習ができるクラスサイズの追求をする。 英会話の仕方を学ぶことが目的でしたら、(1)と(5)は効果があるのかもしれません。でも、これをやると、学校の英語の授業が駅前留学化するので、英語の文法を理解し、かつ英語で文章を書く能力を伸ばすことには繋がらないのではないかと思いますー☆ >(3)大学入試については、英語はTOEFL(またはTOEIC)の得点を 用いること。 日本の大学の授業が全て英語で行われるのであれば、TOEFLの点数を大学入学を許可するかどうかの目安にすることは意義がありますねー。でも、そういった大学は少数だから、そうでない大学に行く生徒にとっては、英語の勉強にのみ追われるような受験生活になるという危惧があります。 TOEICは高校生ではなく、英語を仕事で使うことが不可欠な会社員向けのテストだと思います。 受験の為にお勉強する英語って、大学の入試問題を作っているその大学の英語科の教授の認める英語を理解する為だけって感じがしますー。 いくら受験英語を身に付けても、TOEICのように多少は実用的な英語を試すテストでも、アジア諸国のみならず、世界で一番低い(受験者数が500 人以上の国の中で)平均点しか取れない。 やはり、日本の英語教育は上手くいっていないなー。 お礼が遅れて失礼いたしました☆