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トランス用コアのパラメータ
トランス用フェライトコアのパラメータにコアロスというものがありますが、実際に使用するフェライトコアのコアロスを計算する場合、コアロス値×実効体積で良いのでしょうか? トランスの絶縁種別にA種等がありますが、これは電線とボビンの絶縁材料を指しているのでしょうか?
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誰も答えないようなので一言. > トランス用フェライトコアのパラメータにコアロスというものがありますが、 > 実際に使用するフェライトコアのコアロスを計算する場合、 > コアロス値×実効体積で良いのでしょうか? トランスのコア損失はその通りです. それに,巻き線の損失(導通損と表皮効果による損失,近接効果による損失) を加えれば,全損失が出ます. 問題は温度上昇ですが,トランスを作るとき熱電対を組み込んでおき, 実際のセットで動作させて,測定します. 熱電対の場合は測定バラツキが10℃あることになっていて, 規格上限値から10℃低い値を上限値とします. 詳しくは,安全規格を見てください. なお,近接効果による損失については,ここに計算方法が載っています. http://www-s.ti.com/sc/techzip/slup222.zip > トランスの絶縁種別にA種等がありますが、 > これは電線とボビンの絶縁材料を指しているのでしょうか? その通りです. ただし,ULだけは特別で,電線とボビンの絶縁材料が例えばE種でも, UL認定を受けないトランスは,すべてA種になってしまいます.
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 トランスについては分からないことだらけで、難しいですが、 これからまた勉強します。