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計量混合調剤加算について
下記の処方箋を持っていつもの薬局に行くと下記の3種の薬を1包に入れてくれます。たまたま別の薬局に同じ処方箋を持って行くと3種とも別々に1包に入れられてしまいました。そこで、いつもの薬局のようにひとつにまとめて欲しいと伝えたら、医師の許可を取るので待って欲しいと言われました。また、3種の薬を混ぜると「計量混合調剤加算」という費用が支払い金額に含まれることになるとも言われました。いつも行っている薬局で医師の許可なんて聞いたことがありません。本当に待つ必要があったのでしょうか?また、「計量混合調剤加算」という費用は本当に支払わなければ、いけなかったのでしょうか? Rp.1 A細粒 1g 毎食後 7日分 Rp.2 B細粒 2g 毎食後 7日分 Rp.3 C細粒 1.5g 毎食後 7日分
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PRINTER3さん こんばんは 薬局を経営している薬剤師です。 #2さんが言われている事は正しいです。#2さんのお礼の所に「しつこくて申し訳ありませんが、医師の許可はいらないのですか?」との記載が有りますのでご説明します。 お薬には2種類を混ぜ合わせる事により別な色が出てしまう組み合わせも有ります。この場合は薬局で渡された時と実際に服用する時で色が変わるので、患者さんとしても変質を疑って服用しない場合が多々有ります。又混ぜる事によって作用に変化を及ぼす組み合わせも有ります。この様な例の場合は、例え医師から混ぜる様に指示が有ったとしても、処方医に疑義紹介をして混ぜてはならない事を伝えて別包化します。この様な理由が有って別包化しなければならない場合以外は、薬剤師の判断で混ぜて1包化しても良い事になっています。したがって医師に確認をする必要は一切有りません。 では薬剤師が粉薬同士を混ぜるかどうかの判断をどうやってしているかですよね。多くの場合は「どう薬を作ったら患者さんがお薬を服用し易いか」を考えて決めていると思います。もちろん混ぜる事で別の色が付いてしまう組み合わせ等混ぜられない組み合わせの場合や、混ぜる事が可能な組み合わせであっても吐き気止めや下痢止めの薬等症状が治まったら薬が残っていても服用しない可能性が高いお薬の場合は別包化する薬局が多いかと思います。 後は処方箋の書き方ですけど、Rp1・Rp2・Rp3とワザワザに記載してある場合、医師の意志として別包調剤して欲しいと言う事を現している場合が有ります。実際にわたしが受けている近所の内科医の場合は、Rp1・Rp2と言う記載方法は別包化指示で、混ぜても良い場合は別剤記載はしません。そう言う医師も居ますから、処方箋を見ただけでは何とも言えないのが事実です。本当に剤毎の別包指示なら「別包にして下さい」と言葉で記載して欲しいと思う事も有ります。 では私の場合どう言う判断をしているかですよね。1回に服用する包数が増えると言う事は、包を切る回数が増えますからこぼす可能性が増えると考えています。こぼせば当然服用量が減りますから効き目にも影響するわけです。ですから「こぼす」行為を極力少なくする為に、混ぜられる組み合わせなら混ぜて調剤をする様にしています。患者さんには物凄く申し訳無いと思っているのですが、当然混ぜて分包すると言う行為をしますからそれなりの手間賃を頂いています。もちろん保険で決められた「計量混合加算」の45点(窓口支払い額では、3割負担の方で135円です)だけです。もしどうしても「計量混合加算」と言う手間賃を支払いたくないのであれば、処方箋を薬局に提出する段階で、「ワザワザ混ぜないで別々に別けて下さい」と言えば何所の薬局でも別包で調剤しますから、「計量混合加算」分支払わないで済む訳です。 最近は色々な雑誌に「薬局でのお薬代を減らす裏技」的なタイトルで色々記載されている様ですから、色々言って来る方も居ます。その中には「粉薬は別々に別けて下さい」と言う方も居ます。なぜその方がそう言う希望をされるのか解りませんけど、私はこぼす事を考えて1包化した方が使い易いと考えていますが、私の考えが全ての方に通用するとは限らないのですから・・・。別々に別けた方が使い勝手が良いと考えている方なら、患者さんの意志に合わせた方がきっと使い易いのでしょうから・・・。 乱筆乱文で好き勝手に色々記載しましたが、何かの参考になれば幸いです。
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- matsuma5
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薬を混合するかしないかはその薬局により違うことが多いのが現状です。 飲む側からすれば混ざっていた方が一度に飲めるので便利ですが、薬によっては混ぜてはいけないものや、小児の抗生物質や吐き気止めなど途中で中止する可能性があるものは別包にしたりします。 ただ、質問者の方は成人のようなので、薬局で散薬を混ぜる場合は薬をバラ包装(1包1gの様に製薬会社が小分けにしていないもので500g位がまとめて袋に入っている)で買っているのでしょう。もちろん混合するほうが手間もかかるしパッケージ代もかかります、バラバラで出してきた薬局は初めから小分けされていたものを仕入れており、これを1包ずつ開封して混ぜるとすごい手間になるのでそのまま出したのではないでしょうか。 確かに計量混合加算はかかります。お金かかるけど混ぜますか?と聞く薬局は余りないでしょう。バラバラで出した薬局は混ぜる手間がイヤだったので、わざわざお金かかりますといった可能性が高いと思います。 高齢の患者さんでバラバラに出してキチンとのめるでしょうか?若くて問題が無い患者さんにはお金かかりますと言って高齢者に言わないわけには行きません。いろいろな事情があり、私は言わないことが悪いとは思っていません。 計量混合するにあたっては医師の許可は要りません。
補足
ご回答ありがとうございます。 しつこくて申し訳ありませんが、医師の許可はいらないのですか? 薬局では、同じ服用方法でもRp.で番号が違うと薬局の判断では混ぜられないといわれたのですが、違うのでしょうか? もし、不要ということであれば、何故待たされたのでしょうか? あきらめさせるためだったのでしょうか?
そうですね。 散剤・顆粒を軽量して混合(同じ袋にパックする)をすると、計量混合調剤加算は算定されます。 ちなみにこの4月で改正がなければ45点です。 そのいつも行く薬局ではその点数は取られてないのでしょうか?? たまたま行った別の薬局さんは「同じ袋にすると高くなりますよ」という事を親切で伝えてくれただけかもしれませんが・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 細かい金額までは覚えていないのですが、支払金額はどちらもあまり変わりませんでした。いつも行っている薬局は混ぜてくれるのが親切なのかもしれないと思いますし、初めて行った薬局はお金がかかることを教えてくれたのでこれも親切かもと思います。でも、本当はどちらがいいことかよく分らなくて質問させていただきました。どちらもそれぞれに親切、ということなのかもしれません。堂々巡りのような質問ですみませんでした。
お礼
ありがとうございます。よく分りました。私としては、ひとつにまとめていただいた方がいっぺんに飲めるので楽なので、ひとつにまとめてもらうことにしようと思います。なんとなく勝手に決められているような気がしたり、本当は混ぜないほうがいいものを混ぜたりしているのかとも思ったりもしたのですが、それぞれがいいと思うやり方をしていただいているのだと分りました。