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写真が立体的に見える
普通に写した写真を片目で見ると 立体的に見えるのですが どんな理由でこういう事が起きるのでしょう。
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ヒトは平面上のものでも、色加減や線の引き方によっては立体的と感じることがありますが、それが関係しているのかもしれません。 色の場合ですと、進出色と後退色というものがあって、脳の中の処理で、暖色系の進出色は出っ張って見え、寒色系の後退色は引っ込んで見えたりします。 また、線の引き方というのは、目立った線が投影図のようになっていると脳の中で立体的に処理されて見えるというものです。 http://members.at.infoseek.co.jp/iron_savior/psycho.htm 「3.進出色と後退色」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%95%E5%BD%B1%E5%9B%B3 これらは両目で見たときに得られる視差情報と加味して全体的に処理されるものですが、片目を閉じるなどして視差情報をカットすると、色加減や線の引き方の影響が強く出て立体的に見えるようになるのかもしれません。(一種の錯視です。) 参考までにおもしろい錯視のパターンが掲載されているサイトがありますので紹介いたします。立体的に見えるというものではありませんが、動くはずのないものが動くように見えるのもおもしろいものですよ。 http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20071127_illusion.html
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錯視ではないでしょうか? http://www.geocities.jp/sakushiart/okisa.htm ここの錯視2が良い例でして、脳には常識が埋め込まれています。 景色は遠くに見える物。 中央にある物は近いはず。 小さければ遠いはず。 こう言う、錯視(常識的判に脳が遠近処理を施す) が引き起こす物だと思います。
- SortaNerd
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人は主に両眼視差から立体感を得ています。 両目で見るとこの両眼視差の影響が強く、平面の写真は平面にしか見えません。 しかし片目では両眼視差が使えないため、その他の物の大きさや重なりといった情報から立体感を判断して、立体に見えます。
お礼
ご回答いただきありがとうございました。眼で見たものを最終的に判断するのは やはり脳なのですね。子供の頃は白黒のクラス写真を片目で見て立体的に見えるのをみんなに教えて得意になっていたのを思い出します。
お礼
丁寧なご回答をいただきありがとうございました。参考のサイトも見ましたが そこで感じたのは子供の頃 夜に布団の中で薄暗い天井を見ていると板の模様が動いているように見えて不思議に思えたのを思い出しました。こうした錯覚を起こすのも 脳の複雑な働きによるものなのでしょうか。脳に関する科学は、この先まだまだ思いもつかない発見が有るのでしょうね。