「西南」戦争なら「南西」諸島は「西南」諸島では?
九州の南方から台湾に伸びる島々は「南西」諸島と呼ばれていますが、なぜ「西南」諸島とされなかったのでしょうか?
方位については、日本語では東・西・南・北、英語ではNorth, South, East, Westの語順が一般的ですので、日本語の東北は英語ではnortheast(逐語訳では「北東」)、東南アジアはSoutheast Asia(逐語訳では「南東」アジア)になるように理解しています。(地理学に大きな影響を持つ(?)ドイツ語の語順は私は知りません。)
日本史上の「西南の役」、「西南戦争」は日本語の発想では自然な語順ですよね。同様に考えれば
「南西」諸島は、日本の本土(もしくは九州)から見て西南の方向にある島々だから日本語の発想と語順からすれば「西南」諸島であってよかったはず、と考えるのですが。
命名が比較的新しく、英語なり西洋の地理学の影響を受けてのことなのでしょうか?
私は地理学などは素人なのですが、英語学に興味を持つものです。
なにかヒントがあればいただけませんか?
お礼
今日の新聞に解説が載っていました。 「国土地理院によると、島々を指す際は「諸島」を基本とし、範囲が狭く地元で固有名詞となっているなどの例外的な場合に「群島」を使用している」とのことでした。 ご回答有難うございました。