オルザット法による炭酸ガス純度分析
現在、ガス製造工場で働いており、製造した炭酸ガスの純度測定にオルザット法を用いています。しかし、誰も経験者がいなく、原理が分かりません。簡易的な手順書はあるのですが、その通りにやっても結果がでません。安定した分析結果を出すために、原理を教えて頂けないでしょうか?
NaCl溶液が入った容器(A)からガラス器具(1リットル)にNaCl溶液を満たし空気を置換する。そこに炭酸ガスを注入し、NaCl溶液を元の容器(A)に追い出す。そしてガラス器具に満たされた炭酸ガスを容器(A)を持ち上げることで吸収液(水酸化カリウム)で満たされた目盛のある容器に炭酸ガスを移動させる。そして、炭酸ガスを吸収液に反応させ、測定する。
ここで、ひとつ分からないことがNaCl溶液の使用です。何故NaCl溶液なのか?NaCl溶液に空気を置換する特性があるのでしょうか?NaCl溶液は炭酸ガスの吸収性が低いのでしょうか?ただの蒸留水ではいけないのでしょうか?
お礼
お礼の返事遅れてすみませんでした。分かりやすい回答ありがとうございます。書店で日本工業規格を購入してみようと思います。改めてありがとうございました!