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ことごとく、いっさい、しょせんの違いについて

なんとなく使っている 「ことごとく」「いっさい」「しょせん」 という言葉のいい回しですが、違いは?と聞かれると うまく答えられなくて困ってます。 もしお分かりの方がいたら教えていただけますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 まず、 「所詮」は、枠からはみ出ることができないことを表すので、ほかの2つとは意味が大きく異なります。 さて、残りの2つですが、 「ことごとく」も「一切」も「全体」を表す点では同じです。 しかし、役割分担があります。 1. ・「ことごとく」は、同じような事態が次々とある様子を表すのに使います。 ・「一切」は、「一発ですべて」という様子です。 ○「今年の学校行事は、ことごとく雨にたたられた。」 ×「今年の学校行事は、一切雨にたたられた。」 ○「日本ハムのクリーンナップは、ことごとく田中投手の剛速球に討ち取られた。」 ×「日本ハムのクリーンナップは、一切、田中投手の剛速球に討ち取られた。」 ×「去年の震災で、家財をことごとく失ってしまった。」 ○「去年の震災で、家財を一切失ってしまった。」 2. 「一切」のほうだけ、「一切~ない(ません」のような否定形の文でも用いることができます。 例:「この食品は、遺伝子組み換えの野菜を一切使用しておりません。」   「僕は、そんなことは一切言っていない。」 3. 「一切」のほうだけ、名詞として使うことができます。 例:「中学時代に使った参考書一切を、いとこに譲った。」 以上、ご参考になりましたら。

berry_22
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 とても分かりやすく説明してくださいましてありがとうございます!! 納得です。

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その他の回答 (3)

  • suunan
  • ベストアンサー率14% (224/1569)
回答No.4

「ことごとく」はいくつもの物が存在し、 どれも或る点について同じであるという意味です。 ○彼の同期選手はことごとく二軍落ちした。 「いっさい」は上記と同じ場合と、 物自体がひとつも無い場合があります。 ○彼のポケットには現金がいっさい無かった。 「しょせん」は或る低い限界にとどまっているという意味です。

berry_22
質問者

お礼

ありがとうございました。

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回答No.3

こんばんは。(*^。^*) 難しい日本語の類ですね。 「ことごとく」「いっさい」については、 意味は「全て、みな、全体」と言う意味ですが、 「ことごとく」のほうは、「ことごとく~する」という 使い方で、「とことん(何が何でも)やり遂げる」 という決意を持った意味合いになると思います。 「いっさい」のほうは、「いっさい~ない」という 使い方で、「何があっても絶対にしない」という 拒否する意味合いになると思います。 「しょせん」については、 「つまるところ、結局」という意味であって、 「しょせん~である」という結論的な意味合いを持った 使い方になると思います。 私はこのような感じで使い分けています。 ご参考まで。(*^^)v

berry_22
質問者

お礼

ありがとうございました。

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noname#160321
noname#160321
回答No.2

「所詮」は否定的な意味が含まれており、否定の言葉が後に来ません。 「ことごとく」「一切」は別に否定の言葉(「~ない」など)を付ける必要がありますね。

berry_22
質問者

お礼

ありがとうございました。

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