算数は、社会生活に必要な計算能力を体に覚え込ませるものです。加減乗除の計算問題はどのようにするか考えずに手が動きますよね。
数学は、本来は、体で覚えると言うようなことではなく、なぜ、あるいはどのようにしてを考える学問です。
方程式の解き方を覚えるのではなく、このようにするとなぜ解けるのか、方程式の解とはどういうことか、などを考える物なのです。よく数学は実社会では役に立たないと言う人がいますが、ある意味ではその通りなのです。
しかし、数学そのものも数学的考え方も実社会のベースになっています。
しかし、中学、高校の数学では、相当部分でやり方を覚えさせられているのが現状で、これは数学の算数的利用と言えるかもしれません。こういうことで、算数と数学の違いがわからないという思いをしているのでしょう。
海外の学校と比べると、日本は数学本来的な授業内容が乏しいと言われています。
私の経験でも、もう少し数学本来的授業をしてほしかったと思っています。
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