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体を洗う時に泡立てる
大学生の男ですが、気になる事があります。 お風呂場で体を洗う時に ボディーシャンプーとか石鹸を使いますが、 その時に泡立てて体を擦りますが 何故泡立てる必要があるのですか? この時の泡ってどんな原理で体の汚れを落としているのですか?
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物理は昔にちょっとしかやってないので、うろ覚えですが。 洗剤(界面活性剤)は親油基と親水基から成り、水と油を繋ぐような物(ミセルを形成)というのは大体ご存知だと思います。 こすらない場合。 泡立てないと、体表面積分しか洗剤との界面が無い。 泡立てると、その分だけ洗剤の表面積が増えます。だから、もっと油を落としやすい。でも、体に接する面積は泡立てない時と同時です。 何が違うかと言えば、体表から離れた泡まで油を引き寄せてくれる点にあります。 泡の内側にミセルを形成して泡を取り込む事で、油を吸い上げているという感じで。 肌への物理的刺激を減らす意味もあると思いますが。
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泡を立てる必要は実際はありません。 #1のお答えのように界面活性剤が親油成分を皮膚から離すことで洗浄が行われます。 実際のところ体表面に保持される水分の中に取り込まれる親油性の汚れだけで充分の身体を洗ったことになります。 泡は普通「余分の」界面活性剤で出来ています。ですので洗剤量が足り無いと泡は立ちません。 ベトベトの油汚れを洗剤で洗った場合、泡は立ちません。界面活性剤が全て水と油の間に入って余分が無いためです。この場合洗剤を追加して少し泡が立つ位まで使わなくてはなりません。これは手を洗ったときなど良く経験する現象です。 1970年代「硬質な」界面活性剤が環境汚染を引き起こし川が泡だらけになるという現象がいわゆる先進国で起きました。 その反動で一時泡の立たない洗剤が特に洗濯用に開発されましたが、「きれいになった気がしない」という消費者の反応が多かったため、現在の洗剤は「適度に泡が立つ」組成になっています。 風呂で身体を洗うとき泡が出る最大の理由は「垢すり」「スポンジ」など泡の出やすい素材に洗剤を含ませて身軆を擦るためです。 これは「きれいに洗う」ことの副作用なので、泡自体に効能はありません。あるとすれば上記の様に洗剤量が「足りている」表現としてでしょう。