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病院の倒産について
最近,病院や医院,クリニックの倒産が増えているとの話を聞くのですが、医師はなんだかんだで高給で安定した生活をおくれるのではなかったのでしょうか?負債処理の対策の1つとして倒産という形で対処してるだけで特別困ってるというわけではないとかそういう話でしょうか? また、医師としては食べていけないくらい困ってる医師が本当にいるとしたら、どのくらいの割合なのでしょうか? ご回答お願いいたします。
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「病院や医院,クリニック」 というのは違うものです。勤務医はサラリーマン。一流ホテルに雇われているシェフみたいなもので、開業医は個人店主です。ラーメン屋みたいなものです。 前者はつぶれるのはホテルであって、シェフは腕さえあれば別のホテルにいけます。平均年収は1200万程度と試算されています。まぁ大手マスコミに勤めるサラリーマンよりちょっと落ちる程度です。つまりこの比較ならなら「なんだかんだで高給で安定した生活」を送れるのは新聞記者だったり、マスコミ人のほうです。マスコミ人は幾ら誤報を流そうが、捏造をしようが刑事犯にはならないというメリットもありますし。 で病院は公共サービスの役割もあり、様々な制限があります。儲けが出ないからといって止めるわけにはいかないのです。特に国公立病院はその8割が赤字で、自治体からの援助でもって無理やり続けているだけです。 http://air.ap.teacup.com/awatenai/522.html 年間で7000億の赤字が出ています。 開業医については、こちらは個人事業主ですから、売り上げ=年収ではありません。収支差で見ると平均で年間2400万前後は手元に残ることにはなりますが、これはあくまでも収支差のしかも平均値です。 収支というのはあくまでも企業としての粗利みたいなもので、ここから「職員の退職金の積み立て、医療機器の更新充実、さらに診療所自体の定期的な補修やリニューアルの費用」他には福利厚生費用もひかれます。 さらに平均というのは飛びぬけているとこがあると底上げをします。開業医といってもピンからキリまであるわけで、年で1億以上は黒字になっているところ(おそらく美容整形)が10%はああり、頻度でみれば、1000-1500万が最大値です。 実際に家計に入るお金というのは、条件次第(親の病院を設備毎引き継いだりしていれば大部分が手元にのこりますし)になりますが、その半分程度になることもあります。そう見ると、その辺の割と儲かっているラーメン屋とかと比べて極端に安定した生活なのかと。 http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070325 ↑の資料はH15年(数字は月額)のものですから、そこから減額改定が入っているので実質は赤字が10%はあるのではと推測されています。個人経営なのでちょっと赤字が続けば倒産というか無理に続けることはありません。 医師として食べていけないぐらいというのは、ワーキングプアと言われているのは歯科医ぐらいで、それ以外でしたら、時給換算すればやり手のIT技術者よりはちょっと落ちる程度ぐらいの給料でよければすぐに次の仕事は見つかります。仕事は厳しくても食べていけないということはないでしょう。その辺は時給700円のバイトぐらいなら探さなくてもすぐに見つかるという感覚からすればちょっと恵まれているといえると思いますが。
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- tombo1016
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ある医療法人の経営者です。 ご質問は経営の主体である法人(会社)とその従業員である医師の収入を混同されておられるように思います。 病院が存続ためには、定められた医師数と看護師数を確保しなければなりません。今は医師、看護師ともに著しく不足していますから、かなり高額な給与を払わなければならないようになってしまっています。しかし、厚生労働省は病院を潰したいばかりですので、病院に対して払われる診療報酬は少なく、とても高給をまかなうだけのお金がありません。したがって、今後も病院は(医師が高給取りであるにもかかわらず)どんどんつぶれていくでしょう。いっぽう、病院で働いている医師も、額面は高給ですが、労働環境は劣悪を極めていますから、耐えられなくなり開業する人が多いのです。開業するとその医師は従業員から経営者になります。開業医同士の熾烈な患者争奪戦に敗れた医師は膨大な借金を背負うことになり、借金を返すためにやむを得ず勤務医に戻る人も多いです。結局、日本の医者は行くも地獄、引くも地獄の状態になっているのです。
- riffy13
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No7です。 >年収300万の新卒も年収900万から1000万(?)の部長・課長(?)も全部ひっくるめて計算するとどうなるんだろうな・・ ちなみに医者である私は、年収108万という年が2年続きましたが。 その次の年は年収400万。 しかも、その期間、馬車馬のように働きずくめ。休日も、夜も自分の時間は持てず、患者さんや病院の言うなり(大変だったなぁ)。 医者は免許を取ってすぐに1200万クラスになるわけではないです。 当然です。 大学病院で働いている医者であれば、10年経ってもその年収には届かないことも多々あります。 ですから、平均で比較することはあまり意味がないんですよね、そもそも。 単なる言葉遊び、数字遊びになる可能性が大です。 ちなみに、No7の回答への補足質問にあることで、「病院の負債が医者にかかってくるとはどういう意味ですか」ということについて。 国公立や法人でない限り、病院も個人事業扱いです。 ですから、病院が赤字=医師個人の借金が増える。 赤字になったら、医者以外の誰がその赤字を払ってくれるんでしょうか。国も、公的機関も、自治体も、どこも助けてなんてくれませんよ。
- popesyu
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なんだか凄い誤解をしているというか、医師に対してのルサンチマンに満ち溢れた回答ですよねぇ。 仰っていることは公務員全てに対して言えることですよ。 国公立病院であれば、医師に限らず、技師、看護士、事務員全て公務員扱いです。ですので儲けとか利益とかとは全く別の給与水準が採用されます。 例えば公務員の優遇されている部分のみを抜粋すればこんな感じ http://www.geocities.jp/koumuin_saikoujan/ ちなみに私は病院IT関係の仕事もしているので、直接見聞きしていますが、こっちの薬をあっちに持っていくだけという程度の仕事で年収は私よりも3倍でした。私だったら同じ給料でその3人分の仕事は出来そうでしたがねぇ。 でまぁ医師はそれよりもさらに倍はもらっているでしょうが、それについては当然としか考えません。自分にしてみれば、例えば私よりもはるかにUNIXサーバーの構築・運用に詳しい技術者が私より3倍の給料をもらっていてもなんとも思いません(逆に頑張ろうとは思います)。ただお茶くみと電話当番しかしていない事務員が自分と同等だったらかなりもにょります。 年収800万のお茶くみにはなんとも思わないのに、1500万の医師には嫉妬するってちょっとバランス感覚がおかしいと思いますよ。
お礼
できる人、優秀な人が高給なのは当然。そこまでは同感です。 が、弁護士や会計士もすでに安定を失ってるのに医師ほど高給ではないし、公務員もリストラが始まってるわりに給料は大企業より全然低いし、民間企業は安定してないし、そういうのと比べると医師は高給ですよ。 視点を病院内部に限定すれば、あなたの言うように適正なものなのかもしれませんけどね。 ちなみに、お茶くみや電話交換なんてのは、非常勤か派遣の女の子がする仕事だから(正職員にやらせてるとしたらそれはおかしい組織です)年収200万~250万ぐらいなのでは? 公務員で800万までいくのは40代後半から50歳ぐらいの係長あたりの給料だと思いますよ。都庁は地域手当が分厚いし、超優良自治体だから他の官公庁より高いんですよ。公務員といっても自治体によってけっこう違うみたいですよ。あのページはうそではないのかもしれないけど、誤解を招く編集をしてるからあまり真に受けない方がいいですよ。 ”勤務医の年収1200万”ってどういう意味なんだろ。 ”公務員の年収”で計算したらどうなるんだろうね。 年収300万の新卒も年収900万から1000万(?)の部長・課長(?)も全部ひっくるめて計算するとどうなるんだろうな・・
- minatoyato
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公的病院の多くが赤字で苦しんでいる、と聞いたことがあります。 > 医師はなんだかんだで高給で安定した生活をおくれるのではなかったのでしょうか? それは政府マスコミによるプロパガンダです。 たとえば、年収1,200万円もらっている勤務医は高給取りだ、と思うかもしれませんが、学会費、学会参加費用はもちろん、夜間に呼ばれて駆けつけるタクシー代も自腹(可処分所得からの支払い)です。 さらに退院総括(サマリー)を作成するための、パソコン、プリンタなども、連絡用の携帯電話代も、すべて自腹です。 さあ、年収1,200万円は高給取りでしょうか? さらに開業医は儲けている!などとバッシングして喜ぶプロパガンダがありますねぇ。 開業医はたとえばレントゲンや心電図などの検査機器を購入しなければならず、それは国だの厚労省だのが支払ってくれません。 レントゲンは700~800万円しますし、心電図でも100万円くらいする機器です。一方、レントゲンを撮っても、心電図を取っても数百円にしかなりません。それでペイできますか? それを見かけの年商が「○千万だ!ふざけるな!」と開業医をバッシングして喜ぶ連中が跋扈しているわけです。 今や、銀行も親子二代でないと開業するのに資金を貸さないそうです。 そろそろ医者バッシングを止めないと、肝心なときに診てくれる病院や医者がなくなりますよ。 厚労省は代々、「医者は余ってる」と叫んできました。最近、OECD先進国と比べても日本の医者の数は足りない、ということがネット情報などで知られるようになり、厚労省は黙るようになりました。 何が真実なのか?を見抜くように心がけられるといいと思います。
お礼
ありがとうございます。 そういう夜間まで働く科の医師の平均がどの程度か、学会費等がどのぐらいかかるかがわからないのではっきりとはいえないけど、生活が安定してて平均1200万は弁護士や公務員等に比べてかなりの高収入なのでは? しかし、こういう問題は大変なんですねえ・・
- riffy13
- ベストアンサー率60% (903/1488)
こんにちは。 勤務医の年収が平均1200万。 開業医は2400万という数字が出ていますが、これはあくまでも法人格を持つ病院の院長の年収です。 法人格を持つ病院の院長というと、優良企業の社長クラスに当たるわけで、それくらいの年収であってもおかしくはありません。もちろん、他の方が書いているように、一部の美容や眼科の医者が設けているだけかもしれません。 勤務医の年収が平均1200万って言うのも多すぎで、これも一部高所得者のせいで平均があがっているのでしょう。実際には1000万円前後ではないでしょうか。 厚生労働省の役人いわく、「病院は黒字経営のところが多い。病院は非営利でなくてはならないから、医療費を削ってもいいはずだ」。 病院も職員や医者を雇っているわけですし、国公立でない限り、赤字=倒産です。黒字でなければ誰も続けません。 しかも、実際には赤字がほとんどだっていうのに。。 国公立でない限り、病院の負債は医師にかかってきます。黒字にしたいのは、すべての開業医の願いです。 医師が高給取りだという誤解はあいかわらず多いみたいですが、周りの勤務医は年収500万くらいのひとが多いです。 「医師として」食べていけないくらい困っているひとってのは、かなり数が少ないでしょう。 開業医で患者さんが少ない場合、年収がマイナス800万!、とかになるケースもあり、これは普通の中小企業のケースと同じように考えてもらえば良いでしょう。 医者が儲かると思っている人は、ぜひ医者になってみてほしいもんだと思います。医者になることすら大変ですけど。
お礼
ありがとうございます。 組織はほとんど赤字でも食べていけない医師はほとんど出ないというのがすごいところですね。企業の場合は組織の収入と社員の給料は連動してるのだろうけど、医師の場合はそんなに連動してないんだろうなあ・・ 病院の負債が医師にかかってくると言うのは、診療報酬のカット分は医師が8,看護師が1、事務が1みたいに収入の減少を大幅に医師が負担するように負担割合がが決められているとか言うことですか?
- unyanya32
- ベストアンサー率14% (9/64)
医師である以上は勤務形態を選ばなければ(田舎の病院や、当直のバイトなど)食いっぱぐれる事はないと思います。 しかし病院と言うあるいみ一企業を見た場合経営は民間企業と同じで収入より支出が嵩めば当然赤字になりますし、倒産にもなります。 経営努力でなんとかなればいいのですが、医療業の場合収入は国の政策で決まりますので人件費が嵩んで来ても値上げは出来ないし、現状ではどんどん値下げされていますね。 普通の商店で考えれば100円のジュースを国が勝手に80円70円と安くしていくわけですよ。人件費は変わらないのに。 そんなこんなで経営するのは難しいわけです。 また医師が高給取りだというのは間違いで、一部に高給取りもいますが、多くの勤務医はサービス残業、サービス当直の毎日で時給にすればフリーター以下の人が多いですよ。 コンビニでバイトしたって24時間毎日働けば時給800円だとしても相当な金になるでしょ?(月収60万くらい?)そういう人を高給取りと表現するかどうかって事ですよ。
お礼
ご回答ありがとうざいます。 安定はうれしいですね。
言い方がまずかったかもしれません。 すべて企業などを運営するに当たって、 利用できる財産(キャッシュ)が必要です。 このキャッシュが少なくなってくると、 固定資産をもとに借金をしたりすることも あります。 そのような形で作った現金で、 職員の給与を払ったり、光熱費を払ったり、 薬を買ったりします。 借金を返済を行うのも この、お金からです。 支出が収入を上回る ことが続くと、この利用できる現金がだんだん 少なくなってきます。 借金も返せず、誰も お金を貸してくれなくなれば、給与も光熱費も 払えなくなり倒産です。 これに関しては、 ある程度の規模がある企業でしたら、医療機関 であってもなくても同じことだと思います。 現在の医療機関の収入と支出のバランスは悪く、 余力のないところはどんどんつぶれていきます。 これは、お金持ちの医者が債務処理のために つぶしているわけではないと思います。 問題はダメな医療機関がつぶれるだけでなく、 良い医療を提供してるところもどんどん倒産 していることです。 ある意味、まじめにやって いるところほど、苦しいという状況もあるかも しれません。 私の身の回りにも資本が変わった医療機関が いくつもあります。 医者はまだ簡単に転職 できるので、今の時点では就職先に困るということは ないと思います。 まあ、急性期の病床を約半分に減らすとした政策の 実現のためには必用なことなのかもしれません。 国民も医療情勢に対して文句をいう前に、そのような 政治家を自分たちが選んだということを認識して ほしいところです。
お礼
度々ありがとうございます。 病院の倒産が医師にとって刺激になったりして、社会にとって良い方向に作用するといいですね。 やはり良い医療機関より悪い医療機関のほうが圧倒的に倒産件数は多いのでは?もっと失敗とかそういう情報が明るみに出やすい社会になって、病院の選択をみんながしっかりとできるようになるといいですね(?) いや、そうなるとどうなんだろ・・ ダメ医者が淘汰されるのは非常に有意義だけど、淘汰される直前にみてもらった患者は一大事かもしれませんね・・
医者が食べていけないわけでなく、 医療機関が借金をして医者に給料を 払わなくてはいけない状態になり、 借金を返すめどが立たなくなり、 倒産するといった流れですかね。
補足
借金をして給料を支払うというのはすごいですね。普通の民間企業等とは違い、勤務する医療機関の収入と連動していない固定給が医師には支払われているということですか?
- cinamontea
- ベストアンサー率37% (143/383)
>>医師としては食べていけないくらい困ってる医師が本当にいるとしたら、 それはいないでしょうね。 地域や勤務条件を選ばなければどこへでも就職できます。 年寄り先生ならよしんば就職先がなくてももう十分お金はあるでしょうし。
お礼
ご回答ありがとうございます。 倒産してたところの医師でも、問題あるダメ医者でも就職に困らないなんて医者は本当に恵まれてますね。 ただ、医療は人生に大きくかかわることだから、その壮絶なまでの売り手市場は危機的な状況なんですけどね・・ダメ医者は淘汰されていくような社会になるべきですよね。。
? 患者さまが来院してくれなければ、収入が無い。→返済計画がしっかりしてなければ銀行の融資も得られない。→頑張ったケド倒産。というパターン。 後継者がいなくて、やむなく廃業。 >医師としては食べていけないくらい困ってる医師が本当にいるとしたら、どのくらいの割合なのでしょうか? ・・難しい!しかし、経営に失敗しても医師免許は剥奪されないでしょうから・・・また勤務医として勤める。医師のパートや派遣もある時代です・・。 医師不足の地域は自治体が補助金?払ってでも、医師の確保を図る時代ですし・・☆ 確かな資格であり、よほどのことをしでかさない限り免許剥奪とはならないでしょう・・? 想像付きません・・;; 回答になってなくて申し訳ございません。でも興味あるご質問でした。ありがとう。 下記は、ご質問とは無関係ですが、興味深い内容と思います。どうでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 安定してるってことですね。 参考URLも拝見しました。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。 マスコミは最強ですね。世論のバッシングを受けることなんてあり得ないだろうしw た、リストラされたら終わりだから、医師の方が全然安定して待遇はいいでしょうね。 赤字の国立病院の医師は儲かってる病院の医師より大幅に収入は低いものなのでしょうか?福利厚生や各種手当てはもちろんのこと、基本的には患者をみて受け取った診療報酬の何%を医師がもらうというような感じなのでしょうか?