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知人を見つけたら隠れる心理
私は駅や街の中で知り合いを見かけると、 とっさに『やばい!』という感情がわいて、 隠れてしまいます。 親友レベルならこちらから声をかけるのですが、 ほとんどの友人・知人に対してはこの調子です。 特にキライな相手じゃなくても同じです。 こういう行動は、心理学的にどう解釈されるのでしょうか? また、改善する手はあるのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 ご質問の文章、特に#1様への返信文を拝見しますならば、質問者さんがナイーブで内向的な気質であることがひと目で分かります。何故ならば、どちらかといいますと私も同じタイプであり、少なくとも質問者さんよりは軽く十年以上その人生を体験しています。一応、経験者であります。 明らかにこれは発生するであろうトラブルやストレスを事前に回避しようとする行動であり、「内向性に特有の未来予測」です。一見は自己中心的で神経質に写りますが、逆にこれがひとたび相手に対する配慮や思いやりに使われますならば質問者さんはたいへん繊細な人柄ということになります。 これに対しまして、外向的なひとといいますのは未来の結果というものを余り気にしませんので、その行動は極めてオープンで結果オーライです。街で見掛けて逃げ出すということはまずありませんが、通常コンチハで済ませれば良いものをずかずかと近付いて来て、 「最近どう!」 「いま何してるの?」 言いたくないことを根掘り葉掘り突き回すのですから、これでは無神経としか評価することはできません。 思いやりを持って優しく接するのかオープンな人間関係を築くのか、それぞれの気質には長所も短所もありますから、これを余り気にする必要はありません、経験上……。 文章を拝見して思ったのですが、恐らく質問者さんにはユーモアのセンスがおありになると思います。私は子供の頃から冗談ばかり言って周りを笑わせていましたので大概のひとが私を社交的な人間だと思っています。ですが、実はこのユーモアといいますのは自分が本音を曝さないで済ますための防御手段なんです。ですから、内向的な性質のひとといいますのはほとんどがこのユーモアに長けています。 話は横道に反れてしまいましたが、このように内向的なひとといいますのは未来の結果を予測して慎重な行動を執ります。ですから、何れ様々な経験を積みますとそれに基づいて行動の幅は自然に広がってゆきますので、今からそれを心配する必要は全くありません。無理に治そうと思ってもこの気質はちょっと変えられませんから、ならばここは自分に与えられた長所を活かした方が遥かに健康的です。 とはいいましても、それをあれこれと気にしてしまうのが元々の性格なんですよね、経験上……。 私には絵に描いたような外向性と筋金入りの内向性という二人の友人がいます。このため、私はしばしば自分というものを客観的に見る機会を与えられました。つまり、自分が自分を偽っていることに気付かされるんです。そして、私はこれによってどれだけたくさんのことを学んだのかと、現在はこの二人の友人を心から尊敬しています。人間関係といいますのは心で築かれるものですから、それを取り繕ってみても友達は決して喜んではくれないです。 と、まあ、この辺りはおじさんの小言ですから軽く聞き流して下さいね。
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- hanabi999
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心理学は専門ではないのですが、大学の教養の授業で 心理学を受けた時、授業でこの話がでてきました。 その先生の見解では、知らない人の中にいる、 人ごみの中にいる際は精神的にはとてもプライベートモード に入っている状態との事です。 リビングでテレビ見てるような状態で、突然友達にあったら なんか気持ちの用意ができていないというか、気まずいと いうか、、という気持ちになるという事でした。 いわゆる気持ちがオフモードに入っているんですよね。 ものすごく社交的で常に気持ちがオンモードの人以外は みんな感じることですので改善する必要はないのでは? 人間は気持ちをオン、オフ切り替えて生きていますから
お礼
回答ありがとうございます。 昔、知人を街で見つけてしまったことを思い出しました。 向こうもこちらに気づいたようで、隠れることもできずに話しかけたのですが 相手は「私変な顔してなかった?えっ、はずかしい、どうしよう」とちょっと混乱ぎみだったのです。 これはhanabi999さまがおっしゃる通り、相手は、まさにリビングにいるときの顔になっていたのでしょうね。 参考になりました。ありがとうございます。 誰しもが持つ自然な感情であれば、別に改善しなくてもいいのかもしれませんね。
お礼
ruehasさん回答ありがとうございます。 あまりにも自分の性格を言い当てられていたのでビックリしました! あのような短い文章にもかかわらず、すごいの一言です。 >>実はこのユーモアといいますのは自分が本音を曝さないで済ますための防御手段なんです。 特にこのお言葉には、私自身新しい発見ができました。 そうなんです。私は幼い頃家に親戚が来たときは 兄弟の中で盛り上げ役というか、良い意味でピエロ のような役割をかっていました。 それがオトナになった今の処世術になっているのだと思います。 本来の自分ではない、もうひとつの自分を表に出して ユーモアという方法で傷つくのを防ぐ。 そういう風に生きているのだと思います。 なんだか、褒めていただきまして、ありがとうございます。 自信が持てました。