- ベストアンサー
温泉に入った猿のその後は?
いつも疑問に感じるのですが、そもそも日本猿はなんで温泉に入るのでしょうか? 寒さを和らげるためだとすれば、温泉から出た後はタオルもドライヤーも無い状態でさらに寒くなると思うのですが・・・。 寒さはさほど気にならないのでしょうか?濡れた毛が固まって凍り付くことは? 温泉に入る理由が何か他に理由があるのでしょうか(からだを清潔にするとか)? どなたかわかる方お願いします!
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんにちは。 数年前にサルと一緒に温泉に入ったことがあります(笑) >いつも疑問に感じるのですが、そもそも日本猿はなんで温泉に入るのでしょうか? 日本全国に温泉は数々ありますし、周辺にニホンザルが棲息している場所は多いですけど、それって日本中でも地獄谷温泉のサルだけなんですね。最北限の下北半島のサルも入りません。地獄谷のサルは、ヒトが入るようにし向けたから入るようになったと思いますよ。観光的な資源としてヒトに利用されてるのです。野猿公苑で餌付けしているので、温泉の周囲にやって来る。で、入るんですね。もちろん暖かいからです。お年寄りなんかは、もう食べる以外は日がな一日お湯の中でした(笑)赤い顔をさらにポッポと赤くしてね。 (カピバラさんなんかは、あちこちの動物園で温泉入ってるイメージがありますが、あれも??) 一軒宿にもサルと混浴可能な温泉が一カ所あって入って来ました。餌付けされていると言っても、やはり一応野猿なので、どんなに距離を縮めようとお湯の中をにじり寄っても2mが限度でした。それ以上近づくと逃げちゃうのですが、彼らはお湯から出てもブルブルッとしただけでもう殆ど濡れていないんですよ。上の毛が水を弾くようになっている+アンダーコートが分厚いんでしょうね。 http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/frameset.html ものすごく余談ですが、地獄谷温泉の一軒宿では「宿のヒューズが飛ぶから(との理由で)」ヒトもドライヤー使用禁止でした(^_^;)
その他の回答 (1)
- suiran2
- ベストアンサー率55% (1516/2748)
温かくて気持ちいいから入るのでしょうね。サルもタオルやドライヤーがあれば一層良いかもしれません。 しかし,ご心配なく寒冷地に生息するニホンザルは湯冷めをしません。寒冷地適応といいまして寒くなると皮膚の血管が収縮して体温を逃がさない仕組みが発達しています。下北半島に生息します北限のサルは,猛吹雪の時には雪だるま状態で毛は凍っています。けれど上記の仕組みを持っているため凍死はしません。餌が無くて餓死はするようですが… ヒトでもシベリア等に生活しますエスキモー等は同じ寒冷地適応の仕組みがあるようです。日本の本州に生活している一般の人も赤ん坊から裸で育てますと寒冷地適応が発達して一年中パンツ一丁で裸で生活できるようになります。
お礼
>寒冷地適応といいまして寒くなると皮膚の血管が収縮して体温を逃がさない仕組みが発達 なるほど・・・。体を温めるために入るのに、出たら余計に寒い、、というのは、人間の発想だったんですね。そうですよね、人間の視点だけでものごとを考えていた自分が恥ずかしいです。 個人的には動物が大好きなので、猿が気持ち良さそうに温泉に入っている姿をみると和みます。 でも今まで、出た後は寒くないだろうか?風邪はひかないのだろうか?と心配していました。これからは温泉に入る猿を安心してみることができそうです。 ありがとうございました!
お礼
地獄谷温泉の猿だけが入るのですか!!しかも、ヒトが仕組んだとは! なんだか複雑です・・・。でも、温泉に入ることが一部の猿の楽しみになっているなら・・・。苦痛を強いいられているなら許せませんが、どうやら温泉を気に入っている猿もいるようなので、ことの始まりは複雑ですが、それもありかもしれないですね。芋を海水につけて塩味を楽しむ猿がいるように、何かのきっかけがヒトだったのかも。 そういえば、ameyoさんの言う通り、カピバラさんも温泉入っている写真をみたことがあります!カピバラさんの方が心配ですよね、だって、寒冷地出身ではなかったハズ。でもきっと人間より適応能力が発達しているのかも。 ヒトと一緒に入れる宿があるんですねー。どこかの質問で、そんなところはありません。という意見が多かったので無いと思っていました。新情報です。しかしドライヤー禁止はヒトにはつらいですね~(^^;) >彼らはお湯から出てもブルブルッとしただけでもう殆ど濡れていないんですよ。上の毛が水を弾くようになっている+アンダーコートが分厚いんでしょうね。 なるほど。寒冷地特有の血管収縮活動に加えてこれがあるなら、心配ご無用といったところですね。安心しました。 いろいろありがとうございました。