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丁寧な言葉について

職場に中国人の女性がいるんですが先日質問されました。 うどん⇒おうどん 布団⇒お布団 洗濯⇒お洗濯  なぜ、「お」を付けるのかと聞かれた為、「お」を付けると丁寧な言葉になる と答えたところ、では、おチョコレート おテレビ お自転車と言うのか?と 聞かれました。 それには「お」を付けないと言いました。 「お」を付ける付けないの基準は何かと聞かれたけど、答えられませんでした。 日本人の私達にとっては、小さな頃から自然に区別してるけど 的確な判断基準は何なんでしょうか?

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回答No.4

手元にある「日本語辞典」(今では、絶版のようです)には、二段組み3ページ半にわたり説明がありますので、それほど簡単には、まとめられませんが、質問項目を中心に回答すると、 一般に外来語には、「お」は つけない。 漢語は、古代の外来語で、基本的に「ご」をつける。 では、「おうどん」の場合は? おうどん: 本来うどんは、「饂飩」で漢語なのだから、「ご」をつけるのが、原則だが、長く日常語として使われているうちに、漢語意識が薄れ、「お」をつけるようになった。 ほかに、お粥、お宅、お客、などなど、日常生活に関係の深いものが多い。 なお、日常生活に関係が深くても、音節の長いものにはつきにくいので、省略することが多い。 おじゃが、おねしょ、おこた などなど 上位者を尊敬する気持ちから、上位者に附属するものにつけたり(お車などの例)、あまり親しくない人との会話に美化語として用いる。 そのほか、幼児語や、女性が丁寧さを表現するために使うことがある。 これでも、説明の3分の1ほどですが、字数制限にひっかかるようなので、これで失礼します。

azmm
質問者

お礼

とても分かりやすい説明でした。 ありがとうございます。 簡単に説明してみます。

その他の回答 (4)

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.5

「うどん⇒おうどん、布団⇒お布団、洗濯⇒お洗濯」という言葉遣いは、「丁寧な言葉」というより「おんな言葉」と捉えるのが正しいのではないでしょうか。しかも女言葉には明確な文法やルールがある訳ではありません。慣習言葉として、「うどん、布団、洗濯」には「お」を付け、「チョコレート、テレビ、自転車」には「お」を付けないに過ぎないのです。 それにしても、会話で「おうどん、お布団、お洗濯」と話す女性は魅力的ですね。美輪明宏や美川憲一が「おうどん、お布団、お洗濯」としゃべると気持ち悪いけど。

azmm
質問者

お礼

なるほど。 確かにあまり男性は使わないですね。

  • pipi812
  • ベストアンサー率22% (6/27)
回答No.3

なるほど、さすが外国の方だからこそ気づく部分ですよね。 「美化語」というらしいです。ご参考までに。。 知らなかったので私も勉強になりました。国語の試験にも出るのでしょうか? お+和語(訓読みのもの)で、外来語や悪い言葉(事故とか)には付けない、その他にもいろいろな場合があるということで、深いナァと思いました。説明するには難しそうです;; 丁寧な言葉で実はイヤミだったり、全く意味が変わる言葉もあるので、そういう部分では日本語って面白いなぁと思います。

azmm
質問者

お礼

私たちには自然に使ってる事が外国人には 不思議な事がたくさんあるみたいです・・。 >丁寧な言葉で実はイヤミだったり、 確かに。 これも外国の人には理解できないでしょうね。

  • suunan
  • ベストアンサー率14% (224/1569)
回答No.2

単なる語呂の問題です。 お自動車とは言いませんが お車とは言うし、 おチョコレートとは言いませんが お菓子とは言います。 丁寧であるべきかより語呂が優先するのは おかしいのですが、 本件は特に、 語呂的にけっして使わないという理由で 「お」を欠いても失礼にはならない、と 定着しています。 丁寧に述べるのが必須の場合、 なるべくそれを避けるためたとえば 「自動車」ではなく「お車」と言います。

azmm
質問者

お礼

語呂ということは、自然に日本語を話し 慣れて覚えていってもらうしかないですね。

回答No.1

   憂国 ~ 丁寧すぎる敬語は国を傾ける ~    おチョコやおチョコレートは変ですが「お猪口」なら普通ですね。  おテレビも変ですが「お電話」は気になりません。  お自転車は変ですが「お車」は自然ですね。    相手の専有物や、自分との共有物に付け、自分の私有物には略します。  相手にとって、あるいは自分にとって大切なものに「お・おん・御」 を付け、語呂のよしあしも、重要な判断基準となります。    厄介なことに、封建時代の身分や立場、時と場所によって異なります。  敬語や丁寧語は、一言一句おろそかにせず、深く考える文化なのです。  動詞の敬語文法が難しいので、近年もっぱら名詞に傾いています。  

azmm
質問者

お礼

語呂については説明が難しいですね~。 自然に日本生活のうえで、慣れていってもらうしか ないですね~。