• ベストアンサー

血の描写のある童話をご存知の方

童話には残酷なシーンでも血を描かないものが多いと思うのですが、 そういった描写のある童話をご存知ないでしょうか。 「○○という語の△△の版だと血の描写がある」 といった限定的なものではなく、あくまで一般的な次元、 「○○という話には血の描写がある」 というような形で回答をいただけると助かります。 宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • MAY1814
  • ベストアンサー率71% (1816/2527)
回答No.4

こんにちは。良かったら参考にして下さい。 ◎グリム「しらゆきひめ」  おきさき(実母)が刺繍をしている時に、針で指を刺します。血が雪に落ちた光景を見て、色が白く血のように赤いほっぺたの子どもが欲しいと願います。 ◎グリム「小さなあにといもうと」  継母にいじめられた兄弟が森の魔法の泉の水を飲んだ為、兄が鹿に変えられてしまいます。それをある国の王子が狩りで仕留めようとして、1本の矢が刺さります。妹は血を水で洗い看病します。 ◎グリム「がちょうばんのむすめ」  王女がある国へお嫁入りする時、王妃はナイフで指を刺して、血のしずくを3つハンカチに落として王女に渡します。この血のしずくがしゃべり、後に王女を助ける事になります。 ◎アンデルセン「赤いくつ」  実際に血は書かれていませんが、踊る靴が脱げなくなった主人公カーレンは町外れの首切り役人の所へ行って斧で靴を足ごと切ってもらいます。 ◎ペロー「青ひげ」  うっかり好奇心に負けて扉を開けた先は今までの妻の死体が下がっていました。ビックリして鍵を落とすと鍵に血が浸み込んで取れなくなり、扉を開けたことが青ひげにばれます。  今思いつく限りではこんな感じです。これらは「国際版少年少女世界童話全集」から抜き出しました。この本自体は絶版になっていますが、一応児童向けに書かれた一般的な本だと思います。  原典ではグリム童話は結構血のシーンが出てきます。灰かぶり(シンデレラ)もイジワルな姉がどうにしかして靴に足を入れようと足の指を切り落とします。王子が靴が入った姉を連れて帰る時、鳩が「血が靴に溜まってる」と歌ってばれてしまうという描写があります。岩波文庫の「完訳グリム童話集」です。 http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-324131-2  ご参考までにm(__)m。

liliumau
質問者

お礼

編集されたものでも、やはりストーリーのポイントとなる場合には そういった描写が残されることが多いのですね。 紹介していただいた本はまだ手に取ったことがなかったので今度借りてみようと思います。 丁寧な回答、ありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#54559
noname#54559
回答No.3

描写ではないんですが、アンデルセンの「人魚姫」には、王子の心臓をナイフで刺してその血を足にかければ、という台詞がありましたね。実際には、人魚姫は王子を殺せませんでしたが。

liliumau
質問者

お礼

ありがとうございます。 そのエピソードは知りませんでした。 早速原作と出版されている絵本などを見比べてみようと思います。

  • s-gekka
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.2

一般的に知られることになる童話は血の描写などがカットされる、 或いは話が変えられる筈なので探すのは難しいかもしれません。 シンデレラも一般的に知られているものと改変されていないものでは 大きな差があります(義姉達のエピソードなど)。 下の方への回答を見る限り、お探しの童話は普及しているもの、 ということのようですし… 不勉強なのでひょっとしたら存在するやも知れませんが、 広く知られている童話で血の描写、というのは難しいと思います。

liliumau
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 血の描写があるものは殆ど存在しない、という 仮定で論文を書こうと思っていたので、 「広く知られている童話では難しい」 というだけでも、十分なお答えをいただく事ができました。 また、原作と改変されたものについてのコメントもありがとうございました。

noname#152554
noname#152554
回答No.1

「本当は怖い グリム童話」 ビックリするくらい残酷なシーンもあります。 特に『青ひげ』。 これは、子供が読む童話では無いですね・・・。

liliumau
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 「本当は怖い グリム童話」は本来の物語を描いたものでも、 一般的に浸透した物語とは異なる姿が描かれているということで 「グリム童話の桐生操さんの版」という形で受け止めさせてもらっています。 私の質問の仕方が不味かったばかりに、お時間をいただいてしまい 本当に申しわけありませんでした。