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宇宙
宇宙船の中はなぜ無重力と言わずに微小重力と言うのですか?
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地球周回軌道の場合は他の回答者さんの言うとおりですし仮に隣の恒星系、例えばアルファケンタウリまでの旅を考えても完全な無重力とはいえません。 宇宙船が噴射を止めて慣性運動を行っている場合でも周囲の恒星などの影響は多少なりとも有るししかも宇宙は完全に均一では有りませんので完全にゼロにはならないと思います。 仮に宇宙船の中央にボールを置いた場合どちらに動くかは一概に言えませんが少しずつ動いていく事は間違いないと思います。 もっと厳密なことを言えば大きさが有るものはその部分部分によって受ける重力もちがいますね。 ブラックホールに人間が頭から引き込まれる場合頭と足では受ける重力が大きく異なり引き伸ばされてバラバラになるらしいです。 きわめて僅かでしょうけれど同じ原理で宇宙のどこに居ても重力から逃げる事は出来ないと思います。
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- NAZ0001
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潮汐力がかかるからです。潮汐力の原理については、検索を。
無重力状態はこの世に存在しません。 理想の無重力とは、理想の気体と一緒で、実際にはありえないのです。 理想の無重力に近い状態を微小重力と呼びます。 高度が変われば重力と遠心力は変わってきます。 1m以内の精度で飛行は困難ですね。 また、月や太陽の引力でも違ってきます。
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どうもありがとうございます。 無重力がこの世に存在しないという事実は知りませんでした。
- yoshi3746
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地球の周りを回っているスペースシャトルを例にしましょうか。 スペースシャトルでは地球の重力と、遠心力がつりあっています。そのためスペースシャトル内にいる人からすれば、何の力も働いていないように感じますが、実際には重力は働いていますよね。 (また、スペースシャトルの重心から地球側にずれると重力が、地球と反対側にずれると遠心力が強くなるため、働く力0ということも崩れてしまいます。) 実際には重力は働いているにもかかわらず、「無重力」という表現が重力が働いていないかのように感じさせるため、「微小重力」というのです。 スペースシャトルに限らず、月にいく宇宙船であろうと、重力はかかっているので「微小重力」です。
お礼
どうもありがとうございます。 重力から逃れることはできないのですね(^^;) とても参考になりました。
無重力ではなく、微小重力と呼ばれるのかは、これは宇宙ステーションやスペースシャトルが飛行する高度400km付近の宇宙空間でも、僅かなガス(高層大気)が存在し宇宙機は常にその抵抗力を受けて加速度(減速G)が発生します。また、地球の重力と慣性の働く方向のつり合いがとれている構造物の質量中心から離れることで、それによる加速度も生じます。ほんの小さな加速度ではありますが、(重力の百万分の1単位ほど)これらの影響を受けるため、実験や活動の舞台となる宇宙ステーションは「無重力」ではなく「微小重力」と言われます。 要は宇宙船の中は無重力といっても完璧な無重力ではないので細かい言い方をすると「微小重力」といいます。
お礼
どうもありがとうございます。 これからの勉強に大いに参考にさせていただきます。
お礼
どうもありがとうございます。 とても納得できました。