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「聖護院かぶら」と「聖護院大根」の違いって?
「聖護院かぶら」と「聖護院大根」の違いがわかりません。形は一緒な気がします。味も、どちらもとても甘くてやわらかいし・・・。どちらについても、千枚漬けがある気がするし・・・。 それぞれの定義と二つの違いを教えてください。
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「聖護院かぶら」はカブの一品種、「聖護院大根」はダイコンの一品種。 カブとダイコンは植物学的には全く別種です。 和名:カブ(蕪)、古名:スズナ(菘)、漢名:蕪・蕪菁 英名:turnip、仏名:navet 分類:アブラナ目 アブラナ科 アブラナ属、学名:Brassica rapa 原産地:地中海沿岸~西アジア 和名:ダイコン(大根)、古名:オオネ、スズシロ(蘿蔔) 漢名:蘿蔔、英名:radish, daikon radish, Japanese radish、仏名:radis 分類:アブラナ目 アブラナ科 ダイコン属、学名:Raphanus sativus 原産地:中央アジアなど諸説あり ダイコンは長ダイコンが一般的ですが、丸ダイコンも多数あります。桜島大根や聖護院大根はその代表例。 カブは丸カブがほとんどですが、大根のような長カブもあります。 長カブ http://www2.nature-n.com/nneog/eye/wkly_rep_j?reporterid=jb15&wklyid=20051111 カブとダイコンの見分け方。本体の見た目で区別できない場合は、葉っぱの形が決め手になります。 葉に鋭い切れ込みがあるのがダイコン、切れ込みのないのがカブです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Daikon.Japan.jpg http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Kabu.Japan.JPG ついでに、野沢菜はカブの葉っぱです。天王寺カブが信州の気候風土で葉っぱのほうが立派になった変種。
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- kishn_an
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植物として種類のちがいです。 聖護院かぶらはアブラナ科アブラナ属の植物。 聖護院大根は、アブラナ科ダイコン属の植物。 どちらも京都の聖護院というお寺の近くの農家で品種改良されたので聖護院といいます。 大根、蕪のほかに聖護院と名のつく野菜には聖護院きゅうりがあります。
お礼
そういえば聖護院の近くに畑がいっぱいある、という話を聞いたことがあるような気がします。勉強になります。ありがとうございました。
- nitto3
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かぶらは蕪だから大根とは違います。 形はほとんどまん丸、葉のぎざぎざは三角に近い。 実は柔らかで、味も癖がない、漬物は簡単につかる。 煮た場合は早く柔らかくなる、生では食べない。 大根は聖護院の丸大根でも少し長いし、首が青くなる。 葉は茎の付け根まで切れ込み形は形容しにくい。 蕪に比べれば少しごついが煮た場合はそれが美味しい。 カクテキにはなるが千枚漬けにはあまりしないなあ。 味がしみこみにくい、大根おろしなど生で食べて美味しい。
お礼
大根は千枚漬けにしないのですね。確かにカブのほうが、漬物が漬かりやすいですね!ありがとうございました。
- zorro
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お礼
確かに葉っぱが違いますね!ありがとうございます。
お礼
なるほど。大変わかりやすいご説明、ありがとうございました!! 長いカブがあるとは!大変勉強になりました。