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ワーグナー「神々の黄昏」はトルストイの「戦争と平和」と関係がありますか?
映画「戦争と平和」(1957年・アメリカ・オードリー・ヘップバーン主演)のオリジナルサウンドトラックのCDのタイトルは「神々の黄昏」となっており、ワーグナー作曲となっていると思います。トルストイは「戦争と平和」を1869年に発表し、ワーグナーは「神々の黄昏」を1869年から1874年に発表していますが、もともとワーグナーはトルストイの作品に影響されて神々の黄昏を作曲したのでしょうか?また、映画化された際にも、そういう経緯があったためにワーグナーの曲を使用したのでしょうか?
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- バベルン(@babel333)
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ANo.1の回答ですんでいると思いますが補足的に… 「神々の黄昏」(ドイツ語Götterdämmerung)はやや間違った訳になりますが、北欧神話では「ラグナロク」といいます。 原意は「力の滅亡」「神々の没落」の意です。 「ラグナロク」は神々と巨人族の戦いで次々に神や魔物が死んでいき、最後は世界が炎に包まれて滅ぶ…その後新しい世界が誕生するという壮大なシーンです。 「ニーベルングの指輪」はドイツの伝説「ニーベルンゲンの歌」や北欧の物語「ヴォルスンガ・サガ」等に原典がある英雄物語であり、呪いの宝物で人々が死んでいく悲劇です。 ゲルマン・北欧の伝説をモチーフにしています。 ゲルマン・北欧の伝説に関しては以下のサイトを参考に。 http://www.jiten.info/
- 参考URL:
- http://www.jiten.info/
ワーグナーの「神々の黄昏」は「ニーベルングの指環」全4作の中の最後のもので、「ニーベルングの指環」は北欧神話のオペラ化です。 なので、「戦争と平和」とは直接関係はないと思いますが。 ワーグナーの曲は映画ではよく使われます。壮大なイメージの曲なので、壮大なイメージの映画に合うのでしょう。 ジョン・ブアマン監督の映画「エクスカリバー」にも「神々の黄昏」や「トリスタンとイゾルデ」が使われています。
お礼
44dojuneさん、どうもありがとうございました! 参考にさせて頂きます!!
お礼
詳細にわたる説明ありがとうございます!!