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プラズマでごみを分解、というのは環境破壊ではないのでしょうか?

先日、テレビでごみにプラズマを当てることで水素に 分解して自動車を走らせるという話題をやっていました。 ごみが減るので環境問題への解答のひとつになる、という ことだったのですが、本当にそうなのでしょうか? 素人考えなのですが、地球というのは多様な分子がある おかげで生命が誕生できたと思っているのですが、 それを分解して水素にしてしまったら多様性が失われて 却って生命が生きづらくなったりしないのでしょうか?

みんなの回答

  • nonno36
  • ベストアンサー率27% (114/422)
回答No.2

質問者様へ、私もそのニュースを全部ではありませんが、 見ていました。そこで浮かんだ疑念は質問者様と若干異なる事でした。 ごみをプラズマで分解し、水素を取り出しそれを燃料として車を動かす。 何だかとても環境に良い様なイメージを感じさせますが、 プラズマを発生させるにはそれなりの電力を使用する。 その為の装置も必要になる。これに対して得られる水素の エネルギー量はこれを大幅に上回るのか?と言う点です。 プラズマを発生させる電力の方が高い場合は、電気の直接利用 の方が明らかに環境に対する負荷は少ないのではと考えました。 質問者様が仰る様な多様な分子及び生命の誕生という疑念は抱き ませんでしたが、ゴミから水素を得る為にそのまま焼却処分した方が、 実は環境に優しいと言えたりしたら本末転倒ですね。 環境負荷例えばCo2削減等は継続的に発展可能な人間の活動と 本当の部分では相反しています。私達はいずれどちらかを選択しなくて はいけません。人間が最低限維持出来るだけの生活をして我慢できるか? 私用車等厳禁です。石油製品は再生産可能な植物材料に転換できるか? 人間の自由な活動の度合いが高ければ高いほど環境破壊は続きます。 人類そのものが環境破壊の原因であるのに、環境に優しい等と言うのは 泥棒にカギをかけなさいと注意されている様なものです。

j05eX
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございました。 こちらが想定していた回答とは異なりましたが 環境問題への取り組みの難しさを考えさせられました。 学者の皆様や企業の方がさまざま一生懸命検討して いらっしゃるので、どの意見にも根拠はあるとは 思うのですが、正直なところ何をどうしたらどうなのか わからないことがまだまだ多すぎます。 みんなができることを協力して進めていく、という ことなのだろうなー、と思いました。

  • Tomywave
  • ベストアンサー率38% (32/83)
回答No.1

若干、勘違いがあるようですのでご説明いたします。 j05eXさんのご理解は A,B,C,Dという元素からなるゴミ(ABCD)があり、これをプラズマ照射により分解、これらの元素が水素化する。つまりA,B,C,Dの元素がこの世から消失し、代わって水素が得られる。ということなのだと推測いたします。 しかし、実際はゴミ(ABCD)にプラズマを照射することで、これをA,B,C,Dに分解するということなのです。多くのゴミには水素を含む化合物が多く、A,B,C,Dのいずれかが水素であれば、ゴミが水素源となりうる、というものです。つまり、元素の減少は基本的にはないのです。 通常のゴミ処分では、(ABCD)が(AB),C,DとかA,(BC),Dのように不完全分解がおこり、環境汚染の原因となることがあるため、設備コスト,安全両面においてはまだ問題があるものの、完全分解が瞬時に可能なプラズマ分解法が期待されるのです。

j05eX
質問者

お礼

大変ありがとうございました。 テレビでは専門的な話はあまりなかったので 誤解していましたが、このご回答でよくわかりました。 すっきりしました。 ありがとうございます。

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