- ベストアンサー
金星、火星の太陽定数と軌道半径の関係
太陽定数について色々調べてたのですが、その中で 「金星、火星の各々の太陽定数(S金星、S火星)は、軌道半径(r)の逆数の二乗に比例する。すなわち、 S(火星)=S0×(1/r 火星)^2 と書いてあるものを見つけました。何故このようなおもしろい法則(?)が成立しているのでしょうか? 詳しい方居られましたら、ぜひ教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
これは「球の表面積」に依存する量だからです. 半径rの球の表面積=4πr^2 太陽からは四方八方にまんべんなくエネルギーが発せられています. 距離rでは,そのエネルギーは4πr^2の表面積にまんべんなく 広がっていることになります. すると,単位面積あたりのエネルギーは,総エネルギー÷表面積,なので, 分母にr^2が出て来ます. 数学的には「ガウスの法則」で表現されます. と言うことで,これは火星と金星に限りません, また,これは太陽定数に限らず,ある一点から発せられる「何か」についてなら, たいがい適用される計算です. 例えば,惑星の重力の大きさの計算でも使えます. 地下1000kmでの重力の大きさを求めよ,なんてのも可.
お礼
なるほど!そういう事だったんですね! 詳しく丁寧な回答、ありがとうございました!