有形減価償却資産の定額法による償却について
当社(3月決算法人)では、2007年度より有形減価償却資産の
償却方法を定率法から定額法に変更しました。
そこで1点質問です。
2006年度以前に取得した有形減価償却資産で、
2007年度期首時点において、取得価額の10~5%の間まで
償却した資産の2007年度の減価償却費について教えて下さい。
(例:取得価額1,000,000円の資産で、期首帳簿価額が70,000円)
2006年度以前に取得している有形原価償却資産の定額法による
減価償却費の算出方法は、
(期首帳簿価額-取得価額の10%)×償却率
と認識しています。
しかし、上記の式に当てはめてみると、今回のようなケースでは、
「期首帳簿価額-取得価額の10%」は0円以下となり、
それに償却率をかけた減価償却費も負(マイナス)の金額と
なってしまいます。
(例)
取得価額:1,000,000
期首時点での償却累計額:930,000
償却方法:定額法
法定耐用年数:5年(償却率:0.2)
(70,000-100,000)×0.2=▲6,000
今回のようなケースでは今年度の減価償却費としてはいくらまで
計上可能となるのでしょうか。
ご教授頂ければと思います。
お礼
ありがとうございました。