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室温超伝導体が開発されたら
初めて質問させてもらいます。お願いします。 学校の授業の課題があるんですがその課題が 「室温超伝導体が開発された場合、どのような分野に応用できるか」 超伝導のどのような特徴をどの分野の何に応用し、どのようなメリットがあるかを考えるというものです。教授が言うには何でもいいのではなく科学的に実現できないものは駄目で自分なりのアイデアを考えろということでした。 アイデアが思いつかなかったのでなにかあったらよろしくお願いします。
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教授というからには大学の講義ですよね.ということはプロが出した課題のわけですから,ここに利用できるものの名前だけ書いてもレポートになりませんね.ヒントを書くのであとはレポートの規定文字数まで膨らませて書いて下さい. 室温超伝導では抵抗値が0になるので,現在の電気の弱点の幾つかが克服されます.例えばヒーター以外で電気を使用したときに熱がでるというのは電気エネルギーを熱としてロスしているわけですが,ロスが無くなる上に冷却装置がいらなくなるわけです.おまけにV=IRでRが0ということはIは理論上無限大ですから,いくらでも高電圧を得ることができるわけです.発展系として超伝導体を輪にすると電流をいつまでも流し続けることができる、という性質を利用して蓄電するというアイデアはあるようですが、ある程度以上の電流を流して磁力が強くなると超伝導の性質が無くなってしまうので,実現の面で引っかかるかもしれません. と,いうことで身近にあるもので高電圧が必要とか,冷却が大変な器具を探して,そういうものがいらなくなるという論旨で書けば良いでしょう.そういう要素が全部あるのはコンピュータでしょうか.高電圧は使えるようになるし,冷却は減らせるし,省電力にできるし,線も細くできるので技術さえあれば集積度を上げられるでしょう. コンピューターで一つ気をつけなくてはならないのは,超伝導にして抵抗がなくなっても電気が伝わる速さが速くなるわけではないので,それで計算速度は速くならないのですが,集積回路の中にコンデンサー(みたいなもの)があって,そこへの蓄電が速くなるので結果的に計算速度は上がります,といったように宿題なので物理学の基本的な法則に違反するようなことを書かないように気をつけて下さい.
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- kazdon3
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蓄電池を作りたいですね。臨界電流がどの位かにもよりますが、画期的に重量対比で高容量の蓄電池が作れるんじゃないかな?
では直球の電気関係でヒントだけ。 電気抵抗がゼロになると ・電線を流れる時、熱になって逃げるロスがありません。 発電所から家庭まで長距離を送電するのに高い電圧を使ってるのは なぜでしょう。 ・大電流を流すのに、太い必要がありません。 材料を節約できるし、重量も軽くできますね。 細くなれば取り回しがいいし、コイルも細い線で 巻き数を多くできるので強力な電磁石を作れるかも。
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回答ありがとうございます。 ・長距離送電で高電圧を使うのは電流を小さくして送電損失を少なくするためだから電気抵抗がゼロになれば損失を考えずに送電できそうですね。実現できそうかはこれからもっと考えてみます。ヒントありがとうございます。
お礼
迅速かつ丁寧な回答ありがとうございます。 電気抵抗=0になることで熱のロスがなくなることと、冷却装置がいらなくなるということから考えてみます。