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誤植について不思議に思うこと

ある参考書に「内縁関係」とすべき箇所が「内縁閣係」と誤植されていました。 単なる変換間違い(例えば関係が環形になっている等)なら、不思議には思わないのですが、「かんけい」を変換しても、「閣」が出てくることは絶対にないと思います。 では、どうしてこの様な誤植になるのでしょうか? こうした誤植は他の書籍でもちらほら見かけるので、気になります。

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回答No.1

いくつかの可能性が考えられます。 参考書というからには、そんなに古い本ではないとは思いますが、もし古い本であれば、パソコンやワープロなどを使わず、職人さんが1文字1文字、活字を拾って原版を組んで作っています。ですから、よく似た字が誤植となりやすいのです。 古い原版を使い続けている場合、そういった誤植がそのまま残る可能性はあります。 古い本ではなく、最近のパソコンを使ったものでも、どなたかが手書きの原稿を書いた場合、それをパソコンに入力する人が読み間違えて間違った字を入力したという可能性もあります。 また、筆者によっては、古いワープロを使っていたり、書籍を編集するためのソフトと互換性のないデータで入稿された場合、印刷したものをスキャナーで読みとってテキストにしてから編集するということもあり得ると思います。その場合、スキャンしてテキストに変換してくれるソフトの精度が悪いと、間違った字が入力されてしまう場合もあります。 いずれにしても、校正がきちんとしていれば防げる問題ですが、「関係」と「環形」など、全く違う形の文字であれば、校正者、編集者、筆者と何人も目を通す過程で見逃すことが少ないのですが、「関係」と「閣係」など、形がよく似た字だと、するっとそのまま「関係」と読んでしまい、見逃す確率が高くなります。 だいたい、以上のような理由なのではないかなと推測します。

hero540
質問者

お礼

なるほど!! 結構長い間疑問に思ってたことなんですけど、これでスッキリしました。 非常にわかりやすい説明ありがとうございました。