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本の誤字について

私は今、とても気分を害しています。 それは、先日購入したある問題集の誤字があまりにも多いからです。 問題集や参考書の類は、普通の書籍とは異なります。 著作者が書いた解法や解答を見て試験を受け合否が決まるのですから、普通の書籍より誤字や間違いにも敏感になって当然でしょう。 なぜ、本の誤字はこんなにも多いのでしょうか?(特に問題集やテキスト、参考書の類に多いように感じます) 一度、読み返すだけでも結構発見して修正できるはずなのに、それが為された形跡がありません。 できれば、こういう事に詳しい方、出版関係の方などにお答えいただきたいです。

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回答No.5

最近の印刷物は、オンデマンドがほとんどで パソコンで入力したものがそのまま印刷に回される 事がほとんどです。 もちろん、校閲はしますが写植機を使っていた頃には一文字づつ打ち込みますので、 校閲する者も一文字一文字を 綿密に丁寧に見ていたのですが、 パソコン入力で文字変換するようになり出力されたもは 一文字一文字を追って行くというより 文章に誤りや読みにくさがないか、データに誤りがないか、 という方に重点を置く様になっています。 パソコンで文字変換したものは“間違がない”という概念があるように思えます。 漢字で言えば間違えやすい例として 「意思」と「意志」や「修行」と「修業」など、 使い方に間違いがあるものを見落としがちです。 誤植は、本だけでなく新聞にも、テレビのテロップにも ほとんど毎日のように見かけます。 校閲という仕事がパソコンの導入、オンデマンド印刷 という手軽さに以前ほど重きを置かれていない のが現状のようです。

g_jellyfish
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 私は大学公認の新聞部で編集に携わっていたことがありましたが、できる限り正確な情報を伝えるために校正や校閲にはかなり気を遣っていました。 しかし、どうしても利益が追求される企業では、それが疎かになるのも仕方のないことなのかもしれませんね。

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回答No.6

問題集の類ではありませんが、マニュアルの翻訳という仕事をしていた時、とにかく時間に追われてきちんと目を通す余裕がありませんでした。 問題集やテキストも流行(!?)があって、最新のデータを求められるものなので同じような状況ではないでしょうか。確かに購入者にとっては迷惑な話ですが、早く最新の物をと求める方が多いのも事実です。

g_jellyfish
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 現場の声として、かなりリアルなご意見ですね。 おおよそ皆さん同じ理由があげられていますね。 時間に追われる現場にとって完全な校閲や校正は確かに難しいのかもしれません。そして、そうさせているのが一般消費者や企業、社会の責任だというのも理解できます。 ここで重要なのは、誤字誤植の数の程度だと思います。今回、私がこのスレッドを立ち上げる原因となった本はあまりにも誤字誤植が多かったのです。

noname#20633
noname#20633
回答No.4

教育関係ではありませんが、多少知っています。 1 多少本の質が悪くても、基本的に使い捨てにされるものなので、売れ行きはかわらない。つまり正当に評価されることが、なかなかない。 2 少子化で本が売れなくなり、校正のための費用がけずられるようになった。 3 無関係な出版社が、質の悪いものでも売れるので、てきとーなものを出し始めた。  わかりやすくできのいいその手の本は、そういうところにすぐマネされるが、コピー品はしょせん手抜きである。 と、こんなかんじです。

g_jellyfish
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 少子化に手伝って最近の子供は本はあまり読まないですもんね(漫画を除く)

回答No.3

>一度、読み返すだけでも結構発見して修正できるはずなのに、  これが意外に見つかりません。普通に文章を読む場合、一文字一文字をしっかり読んでいるのではなく、全体の流れで読んでいますから。  特に本人が読み返す場合、正しい表記を知っている分だけ「こう書いてあるはずだ」という意識が働いてしまい、無意識に脳内で訂正してしまいます。

g_jellyfish
質問者

お礼

お返事有難うございます。 一文字一文字をしっかり読むのが文章校正・校閲なのではないのですか?全てはそれに割く費用さえも捻出できない現状の出版システムと社会に問題があるような気がします。

noname#59676
noname#59676
回答No.2

 小生は、一応大手と呼ばれる総合出版社に編集者として37年勤めました。その会社には校閲部という部署があり50人ぐらいのスタッフがいて、そのほかに仕事のレンジによってフリーの人にお手伝いして頂いていました。  会社の方針に「誤字脱字」は許さないということがあって、週刊誌と言えども専門のシフトの校正者がゲラを校正しています。今でも変っていません。  ですから、致命的なミスプリの出版物はほとんど無かったと思います。  今では経費削減で校正者を置かない出版社も増えているようですので、そうした「悪書」が出てしまうことも有るのでしょう。  その出版社に返品を要求するか、或いは最低正誤表を要求したら如何ですか?

g_jellyfish
質問者

お礼

お返事有難うございます。 そういった出版社は好感が持てます。一方で、予算や経費の縮小を迫られる中小出版社には耳が痛い話なのかもしれませんね。 返品要求、正誤表については検討していきたいと検討中です。

  • ossan2006
  • ベストアンサー率10% (313/2977)
回答No.1

編集者の質が下がっているから、です。 どの業界にもいえますけど、全体的に適当に仕事をしている人が増えてますね。 かつての日本人は、家庭を顧みず仕事、仕事、仕事・・・という感じでした。 しかし今は、仕事よりもプライベートを重視する人が増えています。 それは悪いことではないですが、仕事に対する取り組み方が甘くなっているのも事実です。

g_jellyfish
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 考えさせられますね。