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建築士について。

高校生の男子です。 小さい頃から建築士に憧れていて将来建築士になりたいと思っています。 そこで海外<アメリカ>の建築士と日本の建築士の違いはなんでしょうか。 実は海外で建築活動ができたらと思っています。 もし無理ならば日本でいくつかの国の家のスタイルを学びアメリカンスタイルの家やメキシコスタイルの家を提供できるような建築士になりたいと思っています。    やはり海外での活動は難しいでしょうか?給料も安いといわれていますが。   それと日本での活動の考えは通用しないでしょうか?

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noname#65504
noname#65504
回答No.1

日本において建築士と建築家は違います。 建築士とは建築士法という法律で定められた国家資格の名称です。 建築家というのは建築の意匠設計をするひとの一般名称で、建築士がない人もいます(建築設計事務所の開設者、社長など)。 ここで、意匠設計というのは、一般人が想像するデザインというのに、構造や設備に関する工学的述部分をのぞいた法律上の規制に適合させる業務などが加わったものと考えてください。 建築士の資格はとても自動車免許ににています。 日本では、車を運転するのに自動車免許が必要なように、建築を設計するには建築士の資格が必要です。 日本においては建築学科は通常工学部にあります。これは、日本では耐震性が必要なため技術者としての能力が求められるからです。 逆に海外では建築に関する学科は美術系の学部にあります。 日本と海外では大きく異なるのです。 日本において建築士は技術者がベースですが、海外においてアーキテクトは芸術家に近いものなのです。 日本における建築士に特に構造設計者などに相当するのは海外においてエンジニア(構造設計ならストラクチュアエンジニア、シビルエンジニアなどとよばれます。アメリカの場合日本の技術士に相当する資格としてProfesinal Engineerというのがあったと思います) と呼ばれます。 エンジニアは日本同様工学系の学部で学びますし、実際建築学科に留学してくる人の多くは日本では「土木学科」に相当する学科に所属している人でした。 つまり、日本における建築家が海外のアーキテクトに相当します。 建築家は建築士のうち意匠設計を中心に設計する人たちの名称ですが、資格がいらないので、自称の人もいます。ただし、建築士法上建築設計事務所の開設者には建築士がなくても、建築士を雇えばなれることになっていますので、無資格でも適法に建築家にはなれます。ただし、完全に自称の人もいます。 耐震偽装事件で姉歯士と一緒に建築士法違反で逮捕された秋葉建築デザイナーなどはその種の人です。 最近耐震偽装事件を受け法律が変わり、大規模な建築物については構造設計士でなければ設計できないようになりますが、基本的に建築士はデザインだけでなく、構造などすべての面にわたる技術的な面での能力も必要なのです。 話は戻りますが、日本と海外では建築は大きく違います。 日本では、建造物を建築と土木という2分類をしていますが、海外ではデザインとエンジニアという分類にしています。 つまり、1つの建造物を建てるのにアーキテクトとエンジニアがそれぞれ業務を分担して行うことになっています。 逆に日本では建造物の種類によって建築士が必要だったり必要なかったりし、建築士が必要な建造物については、建築士単独で設計できるシステムになっています(実際は専門分野で業務分担していることが多いですが)。 よくは知りませんが、日本では土木構造の設計は通常技術士等が行い、建築士は関与しませんが、海外では日本における土木構造に対しても、アーキテクトとエンジニア両方が携わるようです。また建築についても両方が関与しますが、日本においては建築士1人でも法律上できることになっています。 このように日本と海外では根本的な分類の方法が異なります。

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その他の回答 (2)

noname#87662
noname#87662
回答No.3

今は分らないと思うけど、そういう何々スタイルっていうのは、 がんばって目指すようなものでもないよ。 そういう妙な言葉、使わないほうがいいよ。 センスわるーって思われるくらいのもんだ。

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  • barn210
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回答No.2

建築士になるには思ている以上に厳しくなってきています。 仮になれたとしても、リスクと報酬という点では、非常に厳しいのが現実です。 私もあなたのように、中学生の時に設計士になりたくて、今も続けています。 建築士になるには、1級2級どちらをめざすかによりますが、大学進学なら、2級で卒業後すぐうけれます。1級なら、2年実務をつまないとうけれません。  すなわち、大学在学中に建築士に関わる資格はとれないということです。ですので、仕事をしながらさらに勉強をすることになります。 当然この業界は、17:00なんて時間にはおわらないし、徹夜や夜遅くまで働いて当然みたいなところです。残業代など出るところは、ほとんどありません。  提案するとなれば、独立をするか、自分のスタイルにあったところに勤めるのか2択になるとおもいます。 まずは、住宅特集や新建築、a+u等の専門誌に目を通してみて、日本の建築の最先端をしるのも重要と思います。 ちなみに、私は学校では、勉強できないことがあると思ったので、大学の授業を受けながら、設計事務所で手伝い(無報酬)をさしてもらってました。夏休みや、冬休みはもちろん毎日ですけど・・ 設計士を目指す人は、最初は全員に等しいです。卒業時になると、1人2人しか進めないのが現実です。その人たちは、明らかに意識が違います。 それでも、やりたいなら頑張ってください!!

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