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母体保護法などに触れるものでしょうか?
幼年期からの強い女性化願望から、現在精神化でのカウンセリングを中心とした医療を受けていますが、行く行くは外見上全く違和感のない程度までの女性化を望んでいます。その上で、最終的には男性外性器の切除までは考えているのですが、性交可能な女性器の形成までは望んでいません(機能的に満足できないと思うから)。そこで、そうした手術はあくまで“性別適合手術”として行われるのか、美容整形の範疇として可能なものか、分かる範囲で結構ですので法的所見などいただきたいと思います。よろしくお願いします。
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- laing
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>仮に私のような状態では「性同一性障害」と診断されなかったとしても、 >この状態が苦しくて自殺未遂に至った私としては、その“本人の意思” >を尊重されることがなければ、“ちょっと見栄えをよくしたいから” >美容整形を受けた人たちよりも人格的に軽視されることに他なりませんから。 補足情報を有難う御座います。 精神科は、どこもコンサルテーション・リエゾンを導入しておりますから、 必要な科と連携を取りつつ、貴方様の女性化については慎重に判断が下される はずです。 まだ、診断が出ていないということですから。 ちょっと厳しいことを申し上げるようですが、精神科というところは自殺を 何回も図ってる人などが、ごく当たり前に来るところなのです。 それはお分かりだと思います。 救われたい人達は沢山います。 でも、どんなに悲惨な状況であっても日本は法治国家です。 日本では日本の法律に従わなければなりません。 女性の場合ですと、夫からの性暴力で何回も中絶をさせられて、中絶を 避けたいから、不妊手術をさせて欲しいと言っても、夫の許可がなければ 認められません。望まない妊娠を避ける権利が女性にはありません。 やっと許可が降りたピルにしても、誰でも処方して貰える訳ではないのです。 貴方様の苦しいお気持ちも分からない訳ではありませんが、精神科医も 医師法に抵触するようなことは出来ませんから、貴方の思い通りになかなか 行かないのもご理解下さい。 それから、母体保護法のことを出しておられましたが、男性がパイプ・カット をする場合に、女性を妊娠させられなくなるので、母性保護に触れるということに なります。しかし、男性の不妊手術は現実問題として、復活が可能なので 妻の許可がなくても一般の病院でなければパイプ・カットは出来るのが現状 です。キチンとした病院では妻が同伴で、正当な理由がないとパイプ・カット は出来ません。(母体保護というのも厳密には難しいので、明記しました) 説明がややこしくてすみませんが、トランスジェンダーの場合には、 男性の場合には性転換まで希望する場合は、愛してる男性と結婚がしたい。 子供の頃から女性は恋愛の対象にはならなかった。 そういうのが一般的です。 好きな男性の子供を産みたいということで、自殺を図った方などが多いです。 この辺りが重視されます。 診断結果がどうでるかですが、場合によっては、障害ということでも精神病質、人格障害、 心因反応といったトランスジェンダーでない精神疾患になりこともあります。実際に多いです。 お分かりになりましたでしょうか? 日本精神神経学会の見解などもご存知ですか? 医師側の方の勉強もしておられると、色々と見えてくるものがあります。 お気に障りましたらすみません。
- laing
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精神科でのカウンセリングの内容が分かりませんので、一般的な回答をさせていただきます。 精神科医からトランスジェンダーということで、診断を貰っていれば、全く問題はありません。 精神科に性転換を希望して来る方の中に、障害によってでない方もかなり来るのも現実です。そういう方の場合には安易なことをさせないカウンセリングをするのが普通です。 但し、海外で手術をしてしまう方もいますので・・・ 例えば、日本産婦人科学会が色々規制したところで、法律的に認められてる 国で行えばそこまでの話ですしね。 倫理的な問題が入りますから難しいです。 それから、日本の美容整形に関しては専門医がいる訳ではありませんので、 後遺症が残ったり、トラブルも後を経ちません。 とにかく、手術はいつでも出来るのですから、慎重に考えて下さい。
補足
>精神科医からトランスジェンダーということで、診断を >貰っていれば、全く問題はありません。 >精神科に性転換を希望して来る方の中に、障害によって >でない方もかなり来るのも現実です。そういう方の場合 >には安易なことをさせないカウンセリングをするのが普 >通です。 まさに今、その辺りの私自身の願望の根拠を、カウンセリングによって再確認しているという状況なのですが、それで見えてきたのは、少なくとも“外見的に”女性と判断される状態の身体を手に入れることだと思います。具体的に表現するならば、何の問題も無く「女湯」に入れる身体とでもいいましょうか。3人の可愛い子供(すいません、親バカです)にも恵まれましたし、家内も理解してくれていますので、性交のための女性器は不要なのですが、ズボンを履いた時の股間の膨らみには常に嫌悪感に覚え、胸の膨らみには嫉妬を覚えるのです。ホルモン治療により、多少でも女性的な体格に近づくことはできましょうが、公共のトイレや浴場では、そこが最大の問題となることは間違いありませんし。仮に私のような状態では「性同一性障害」と診断されなかったとしても、この状態が苦しくて自殺未遂に至った私としては、その“本人の意思”を尊重されることがなければ、“ちょっと見栄えをよくしたいから”美容整形を受けた人たちよりも人格的に軽視されることに他なりませんから。 手術はいつでもできる…。確かにそうですが、その間人生を止めておくことはできません。30代半ばに至った今、一日も早く、自分の望む姿を実現したいという思いで一杯です。先の事情もあり現在無職なのですが、求人誌の「男子長髪不可」を見る度、私の焦りは募るのです。 あぁ、いけない、何だか反論してるみたいになっちゃいましたね。決してそのようなことはありません。もう少し正確に意図を伝えたかっただけですので。
- ayukomix
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まず、「母体保護法」というのに勘違いをされていらっしゃるような? 本来、人工妊娠中絶や不妊手術は「違法行為」なのですが、「母体保護法」という法律で条件付で許可をするというものです。 母体保護法の総則の第1条より。 「この法律は、不妊手術及び人工妊娠中絶に関する事項を定めること等により、母性の生命健康を保護することを目的とする」 http://www.houko.com/00/01/S23/156.HTM あくまでも「女性(妊婦)が妊娠・出産による生命的危険性を回避するため、人工妊娠中絶や不妊手術を許可しますよー」というものですので、今回の質問とは関係ないと思います。 ご質問についてですが 具体的法律については不明ですが、一般の美容形成の「大○美容形成」「神○川クリニック」のようなところでは行われないですよね? あくまでも大学病院等大きな総合病院で医師が入念なカウンセリングやテストを行って判定をしてから、行われるものですので、「性別適合手術」として行われるのではと思います。
お礼
なるほど。母体保護法についてはよくわかりました。 美容整形については確かに専門分野の範疇ではないかもしれませんね。 実際、埼玉医科大で性同一性障害に対応する場合は色んな分野の医師で構成された「チーム」で当たるそうですから。それだけに、手術の是非が本人の意思をどこまで尊重してくれるのかが気にもなったのです。美容整形では、例えば豊胸や輪郭の補正などではカウンセリングはほとんど必要とはされていないのでしょうから。
お礼
気に障るなど、とんでもありません。こういった質問に対して、専門家の方からこれほど細やかな回答がいただけるなんて、それだけでも充分ありがたく思っています。 今は埼玉医大の山内教授の書かれた本や、TG当事者である蔦森樹さんの書かれた本(大変共感を覚える部分が多く、自分の思いを代弁してくれているかのようです)などを読み、それらの事情を勉強しています。 決して焦ることなく、それでも確実に自分の想いを実現できるよう、次の一歩を進めていこうと思います。ありがとうございました。