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日本の家が寒いのはなぜ?
現在外気温マイナス20度の北米の町に住んでおります。 素朴な疑問があるのですが、こちらでは外気温が氷点下であろうと建物の中に入れば暖房をつけていなくてもそれほど寒さを感じません。 日本(関西)に住んでいた頃は室内気温と室外気温の差がそれほどなく、室内でも冬は凍えるほど寒かったのはなぜだろう?と疑問です。 日本の一軒家は特に冷えますよね。日本の建物はあまり断熱材が使用されていないのでしょうか? 湿気が多いから断熱材をあまり使用できないとか理由があるのでしょうか? どなたかご存知の方いらっしゃいましたらコメントをお願いいたします。
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- bouhan_kun
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寒冷地とそうでない地域では、使う建材の断熱性能が異なります。JIS規格では、日本の地域を5等級に区分けし、使用する製品の断熱性能を推奨しています。たとえばカナダ中部あたりと同様気温と思われる北海道は、I、II(ローマ数字で1、2)地域となります。 で、断熱性能のおかげで、寒い地域ほど、室温が外気に影響されにくく、少ない暖房で効率的に屋内全体を暖めることができるのです。 関西あたりだと、区分けでは東京や九州北部と同じとなりますので、そこまで断熱性が高くなっていません。 最近でこそ、高断熱住宅が流行り、そのかわり24時間強制換気などが法的義務での設置となっています。で、それ以前は、寒冷地以外では屋内ごとではなく、拠点となる部屋のみを暖めると言う概念しかなかったので、そこ以外は気温が低めということになるのです。 なお、体感気温には、確かに湿度も影響します。しかし、それと、使用できる断熱材の種類の制限は、存じません。
- alfax2
- ベストアンサー率30% (28/91)
私は北海道ですが、あなたと同じく本州へ行くと家の中の寒さに驚きます。 こちらも天気の良い日中は暖房つけなくても寒くないです。 関西で9月に友人の家に泊まらせてもらった時の朝の寒さにはびっくりしました。 恐らく断熱材の違いと、窓の違いだと思います。 北海道ではドアまで断熱材が入ってるし、窓ガラスも2重3重になってます。 家を建てた時に業者の方が言ってましたが、寒気が1番入ってくるのはガラスからだと言ってました。 なぜ北海道だけ断熱材を大量に使用するのかは、法律で寒冷地は何ミリの 断熱材を使う事と決まってるから、と聞いた事があります。 それも昭和30年代?ぐらいになってからの法律のようです。 建物を建築するのも全て法律で決まった基準じゃないと許可がおりないのですが 本州の基準が普通の法律上の基準で、寒冷地はあくまでも特別処置みたいな事だと 聞いた事があります。(あいまいですみません!どなたか補足お願いします) 断熱材は寒気だけじゃなく、夏の外からの暖気も断熱するので、 本州でも北海道基準と同じ基準にしたらいいのに…と思いますよね。
お礼
北海道の住宅は北米と同じく冬対策仕様なのですね! 勉強になりました。 こちらの窓ガラスも全て2重になっています。 >断熱材は寒気だけじゃなく、夏の外からの暖気も断熱するので、 >本州でも北海道基準と同じ基準にしたらいいのに…と思いますよね。 思います!! ご回答ありがとうございました!
同じく関西人です。 湿度の違いじゃないでしょうか。 親戚が北米のやはり同じような街に住んでいますが、 乾燥していて洗濯物があっという間にかわいてしまうという 話をしていました。 北海道の友人が真冬に京都にやってきたときに 北海道に比べると京都の冬は耐えられないくらい寒いと 言っておりました。 これは関西は北米、北海道どちらに比べても湿度が格段に高く、 底冷えし、身体がら熱を奪い、体感気温をぐっと下げます。 試しにそちらで極端に加湿して、どう感じるか実験してみれば 判るかもしれません。 鉄筋コンクリートのマンションなどでも、一軒家に比べると 寒さはましですが、やはり寒いです。そう考えると断熱材云々は あまり関係がないかもしれません。
お礼
こちらは乾燥してカラカラで静電気の嵐です。一日何回電気ショックを受けることやら。 >これは関西は北米、北海道どちらに比べても湿度が格段に高く、 底冷えし、身体がら熱を奪い、体感気温をぐっと下げます。 知りませんでした。湿度も寒いと感じる原因なのですね。 ご回答ありがとうございました!
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
関西と北米では気象条件に差がありすぎます 今お住まいの家を関西に建てると夏が過ごせません 「日本の家はどうしてこんなに暑いのだろう? インドネシアの家は夏でも涼しいのに」 なんてこととになるのです
お礼
確かに比較の対象が極端でしたね(^_^;) ご回答ありがとうございました!
最近の住宅なら 断熱材が使われていないなんてことはないですが、 日本では山間部や北海道などを除いて -20度になるようなことはありません そちらほど寒さに厳しくないわけです、 多湿の日本では 昔から住まいは夏が一番といわれていて 冬は囲炉裏に火を入れるなど暖房を使えばよいが 夏の暑さはどうにもなりません クーラーなんてものが普及したのは最近の話です 戸を開け放って 風通しを良くして 暑さを凌ぐことに重点が置かれています。
お礼
関西の住宅は夏対策仕様になっているのですね。 私も子供時代は家にクーラーなんて存在しませんでした。 関西での冬の寒さは着込めばなんとかなる程度ですが、夏の暑さは半端じゃないですからね。 ご回答ありがとうございました!
お礼
日本でも地域によって断熱材の性能レベルが違うのですね。 とても参考になりました。 最近新築した関西の知人の家に24時間換気がついていました。 日本の住宅もだんだん進化しているようで、将来私が日本に帰る頃には冬は暖かく、夏は涼しい家が出来てるかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました!