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ソルバトクロミズムについて
wikipediaでは、ソルバトクロミズムとは、溶媒の種類によりその色が変わるクロミズムのこととありますが、それでは、混ぜた溶液のpHの違いにより色が変わるBTBやフェノールフタレインもこれに含まれるのでしょうか。
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- 101325
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回答No.2
含まれないです。 pHの違いにより色が変わる現象は、ハロクロミズムですね。 ウィキペディア日本語版よりも、こちらのページの解説のほうが丁寧で正確ですよ。 http://www.chem-station.com/yukitopics/photochromic.htm
noname#160321
回答No.1
>溶液のpHの違いにより色が変わるBTBやフェノールフタレインもこれに含まれるのでしょうか。 含まれませんBTBやフェノールフタレインはpHで分子構造が変わってしまうので、この概念には含まれません。 ソルバトクロミズムはマクロには溶媒の誘電率により、ミクロには溶媒分子の発色分子への「配位」によって生じます。
質問者
補足
確かに、101325さんの http://www.chem-station.com/yukitopics/photochromic.htm? のページを参照したところ、例として記載されているフェノールフタレインの分子構造は水酸基がついたり離れたりして、分子構造が変化していますね。 補足といいますか、新たな質問なのですが、 ところで、この現象における誘電率とは、極性の違いと考えても良いのでしょうか。これもまたウィキペディアからなのですが、溶媒について調べると、溶媒の表が出てきて、そこに誘電率も書かれているのですが、大体、極性の高さと一致(極性が高いほど誘電率の数値も高い)しているので...。
お礼
紹介してくださったページや、もう一度色素に関する本を読んでみたら分かりました。 ありがとうございました。