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宇宙の年齢

Lee Smolin の Three Road to Quantum Gravity の最初の方に、宇宙の年齢が、おおよそ140億年だから、140億光年より遠くは、決して見えない、というようなことが書いてありました。私の読み間違いかもしれませんが、私なりに、うまいことを言うもんだなと感心しています。もし私の読み違いでなければ、もしも、地球と人類が、宇宙誕生から、たとえば40億年のときにすでに存在していたら、40億光年より遠くは見えないわけですから、私たちは、宇宙の果てを見た、ということになるのではないかと思いますが、間違いでしょうか?宇宙の膨張も勘定にいれると、話が変わるとは思いますが。この本は英語はやさしいのですが、やはり内容が難しく、50ページまで読んだところで挫折しております。

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  • Tacosan
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回答No.3

宇宙ができてから 38万年後までが見えないのは, 空間膨張速度のせいではなく, そこまでは宇宙全体がプラズマだったために光子の吸収と再放出がひんぱんに行われる (従って光子はそれまでの「記憶」を失ってしまう) ためとされてるんじゃないかなぁ>#2. インフレーション説でも, そんなに長くはないはず. 38万年くらいたつと, 自由電子が原子核に捕獲されて中性原子ができるため光子が自由に動けるようになった (「宇宙の晴れ上がり」と言ったりする) という説明をされるはずです. で, 「宇宙ができてから 40億年たって人類が生まれたとしたら 40億光年より遠くは見えない」というのはその通りです... が, 「宇宙の果てを見た」といえるかというと, #1 の通り微妙ですね. 同じ理屈で, 今でも「宇宙の果てを見た」と言えますねぇ.

N64
質問者

補足

ご返事、大変ありがとうございました。 いまでも、宇宙の果てを見ているのかも知れませんね、たしか、「宇宙の果てをみる」という本がありましたね。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.2

現在(と思う)の数字では137億年プラス2億年程度が宇宙の年齢とされ、それは137億光年先からの光にビッグバン後38万年時点の原初の宇宙状態(つまり137億年前の風景)が見られるという事が根拠となっています。 つまりビッグバン直後に膨張により地球から離れだした先端が137億光年先にあるので、今でも137億年前の光景が見える訳です。 私の知っている理論では、ビッグバン後の38万年迄には空間が光速以上の速度で膨張し(これはアインシュタインの原理に違反しない)ていたので、それ以前の光は地球に届かないとされている筈です。

N64
質問者

お礼

さっそくのご回答、大変ありがとうございました。 たしかに、宇宙の晴れ上がりの前では、見ようとしても見えませんね。 ありがとうございました。

  • nonno36
  • ベストアンサー率27% (114/422)
回答No.1

私は一般人ですが、判る範囲でアドバイスできたらと思います。 >宇宙の年齢が、おおよそ140億年だから、140億光年より遠くは、決 して見えない これは相対性理論から正しいと思います。光の速度以上のものは存在しませんし、私達は通常可視光線を見ています。従ってそれ以上先は見えない事になります。 >たとえば40億年のときにすでに存在していたら、40億光年より遠くは見えないわけですから、私たちは、宇宙の果てを見た、ということになるのではないかと思いますが、間違いでしょうか? 人類が宇宙誕生から40億年後に現在のレベルに達しているとの仮定ですが、確かに40億光年の宇宙の姿が見られる事と思います。但し、これが宇宙の果てを見たと判断するのは早計です。私達は未だに宇宙の構造は未解決であるはずです。例えばこの宇宙は閉じた宇宙なのか、開いた宇宙なのか未だ決していないはずです。開いた宇宙論が優勢だとは書籍では知っています。

N64
質問者

お礼

さっそく、わかりやすいご回答ありがとうございました。 確かに早計ですね。でもその可能性はゼロでもなさそうな感じがしました。

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