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ヘム鉄と非ヘム鉄について

ヘム鉄と非ヘム鉄について、よくインターネットでは、『ヘム鉄は主に魚や肉などの動物性食品に含まれる鉄分で、非ヘム鉄は主に野菜や穀物に含まれる鉄分』という説明がありますが、よくわかりません。 つまるところ、ヘム鉄は、Fe2+(2価鉄)で、非ヘム鉄はFe3+(3価鉄)の化合物と言うことでよいのでしょうか? そもそも、「ヘム」とは何なのでしょうか? ご存知の方は、ぜひご教授願います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nakaizu
  • ベストアンサー率48% (203/415)
回答No.2

ポルフィリンという金属と結合して生物の活動で重要な働きをする物質があります。 ヘムはポルフィリンと鉄が結合したものです。鉄は2価でも3価でもかまいません。 ヘムに含まれている鉄がヘム鉄です。 ヘムはヘモグロビンやシトクロム、カタラーゼといった重要なタンパク質に含まれ、その活性中心となっています。肉が赤っぽい色をしているのはミオグロビンというヘモグロビンによく似た(ヘムをもっている)タンパク質を多く含んでいるからです。 ヘムは生物が生きていくためには必要不可欠なものなので、植物にも含まれています。 ついでに 葉緑素はポルフィリンとマグネシウムが結合したもの、 ビタミンB12はポルフィリンとコバルトが結合したものを含む化合物です。

PostalWork
質問者

お礼

とても参考になりました. ヘム鉄の状態で体に取り込まれれば,利用しやすいのですね. よく分かりました. ありがとうございました.

その他の回答 (1)

  • keiii1i
  • ベストアンサー率47% (30/63)
回答No.1

ヘムはヘモグロビンの中心を成す化合物です Feを中心に窒素が結合しそれに炭素が連なって網目状になっています 炭素数でいうと30程度でしょうか これにたんぱく質が結合してヘモグロビンとなっています ヘム鉄は上のような構造になっている鉄 非ヘム鉄はそうでない鉄 ヘムはもともと体内にあるものですから吸収されやすいですが 体内にない非ヘム鉄は吸収されないくということでしょう

PostalWork
質問者

お礼

参考になりました. ありがとうございました.

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