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イオン反応式について
ある問題でわからないことがあるのですが 次の反応についてイオン反応式を書け ・鉄を希硫酸に入れる 解説では鉄と水素を比べると鉄の方がイオン化傾向が大きい。これはわかるのですが、でも次のがよくわかりません。硫酸イオンは反応の前後で変化しないので、イオン反応式には書かないと書いてあって、よく理解できないのですが、どういう意味なのでしょうか? 教えてください
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No.2です。 yamuchiさんが今疑問に思っておられる 「右辺のFeSO4 + H2ってどのようにして導き出すでしょうか?」 について、反応後のFeの価数のことであればNo.3様がお答えになった通りです。 また、もっと基本的なところからということであれば、ちょっと乱暴な言い方ですが「イオン化傾向の低い元素のイオンは、イオン化傾向の高い元素の単体を見つけると、追いはぎのように電子を奪い取り相手をイオン化させ自分は単体になろうとする&ついでに相棒だった陰イオンをなすりつける」と覚えてください。(環境によって不適当な場合があります。) 今回の場合はH(+)が前者、Feが後者です。 他にも例を2つ挙げましょう。 (1) Zn+CuSO4 → Cu+ZnSO4 イオン反応式で表すと Zn+Cu(2+) → Zn(2+)+Cu(理由:イオン化傾向 Zn>Cu なので) (2) Zn+Na2SO4 → 何も起こらない イオン反応式で表すと Zn+Na(+) → 何も起こらない(理由:イオン化傾向 Na>Zn なので) 単純に言えば、イオン化傾向の低いものほど追いはぎ能力が高いとでも言うんでしょうか。。。
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>右辺のFeSO4 + H2ってどのようにして導き出すでしょうか? #2様がかみ砕かれたように、起こっている反応は: >Fe + 2H(+) + SO4(2-) → Fe(2+) +H2 + SO4(2-) です。 この右辺は鉄が希硫酸に溶けて水素を発生させる。というもので、硫酸の水素イオンが鉄(II)イオンに置き換わっています。 ではなぜ鉄のイオンがFe(2+)なのか、と言うところになると、経験(知識)と言うしかありません。 鉄イオンにはFe(3+)もありますが、この反応条件では水素が発生する「還元的」な環境なので、酸化された形のFe(3+)は出来てきません。 反応式で表すとき、イオンの形で書かないので、Fe(2+) + SO4(2-)をFeSO4という物質の形で表記します。 でも水溶液中では実際には Fe(2+) + SO4(2-) の状態で存在します。イオン性の物質 FeSO4 を得るためには水を追い払ってやらねばなりません。
- Tomywave
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鉄と希硫酸の反応は基本的に Fe + H2SO4 → FeSO4 + H2 と表されますね。 でも反応が水中で進むので実際は電離した状態です。 Fe + 2H(+) + SO4(2-) → Fe(2+) +H2 + SO4(2-) この式の中で変化がなかったものを消してしまえば、イオン反応式のできあがりです。 Fe + 2H(+) → Fe(2+) +H2 つまり、SO4(2-) はFe(2+)と結合して沈殿したりしない限り、 ただ水中に浮いていただけということになりますのでイオン反応式には登場させないということです。
- happy2bhardcore
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なんと言ったらいいか・・・私も苦手なのでうまく言えませんが、硫酸イオンは反応に参加しないので、書かないということです。 鉄とかだったらFe^3+ →Fe^2+に変化するから書くのです
補足
すいません初歩的なことも忘れてしまって Fe + H2SO4 → FeSO4 + H2 の左辺はなんとなくわかるのですが、右辺のFeSO4 + H2ってどのようにして導き出すでしょうか?