工学系専攻から、1年制又は2年制の情報系の修士留学
今年大学4回生で、来年度からの留学(修士課程)を考えています。
工学系の学科に所属しているのですが、大学院では情報学系を学びたいと考えています。具体的な専攻ははっきりとは決めていないのですが、計算科学を学ぼうと思います。
それには、もともと数値解析に興味があり、大学側もコンピュータ専攻以外からの生徒を募集しているという積極的理由と、コンピュータサイエンスに対する理解が浅いのでほかの専攻(たとえば人工知能や数理論理学)に進むのが困難という消去法的理由があります。
現在の所属学科が開講している計算機工学など、情報系の授業はなるべく履修するようにしたのですが、学科違いということで情報学専攻に進むには不十分のようです。
アメリカの大学院はほとんどが修士博士一貫と聞いているのですが、GPAが3にわずかに届かない程度ですので、競争の激しい大学院への進学は難しそうです。
このような理由から、まず計算科学専攻の修士課程に留学してそこで頑張ってみてから、博士課程に進学をしたいと思っています。というのは、今の成績で入れる博士課程に進んでも、就職活動での評価が厳しくなると思うからです。
米国以外の英語圏の大学だと、オーストラリア、イギリス、カナダがあると思います。こういった国の大学を調べてみると、2年未満、特に1年制の修士課程が多くあることに気づきました。
就業年数が短い分経済的負担が少ないことに魅力を感じますが、日本では2年制の修士課程しか知らないので、たった1年で何が学べるだろうか、と心配になります。
また、後の博士課程進学の手続きが博士進学の1年から半年前にあることを考えると、仮に修士課程で満足できる結果を残せたとしてもそれを博士進学の材料にできないのではないか。という不安もあります。
それともこういった課程はMBAのように、主に時間のない社会人を対象にしているものなのでしょうか。
こういった1年制で学ばれた方はいらっしゃいませんか。
また、コンピュータサイエンスを学部時代に専門にしていないで、大学院から情報学を学ぼうとしていることに対して、助言を頂ければ幸いです。
長くなってしまいましたが、質問をまとめると
1.工学系他学科から情報学専攻への進学。計算科学以外の専攻は可能か。
2.海外情報学系の1年制修士の実際、企業からの評価。
3.1年制であれ2年制であれ、留学先での修士課程での成績をもとにして、より競争の厳しい博士課程への進学。
自分でも調べていますが、経験者や関係者の方(そうでなくても何かご存知の方)がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
お礼
Jagar39様、丁寧なご回答ありがとうございます。 さっそく読んでみます。