こんばんは。
古地磁気学の研究によれば、なかったとするのが正しい答えです。
例えば、ヒマラヤの地層について検証をしてみましょう。この地層の場合には、遥か昔、テチス海という海底にあった堆積物が、インド亜大陸に衝突することによる造山運動によって、今や8000m級の山脈を形成しています。
一番下の地層は、先カンブリア代ですから、約6億5000万年前以前の地層に相当します。ここから、大陸移動によって生じた地磁気移動量を検証すると、残念ながら、ご期待のポールシフトは無かったことになります。
もしも、大陸移動が存在しなかったとすれば、あったという事になります。
つまり、究極の問いは、どちらの解を取るのか?ということに成りますが、地球物理学からの結論によれば、大陸移動はあったとするのが、現在における学説です。
化石分布を含めて、その他の証拠から、大陸移動に関しては存在したとするのが、正しい説明であり、よってポールシフトは存在しなかったというのが一般的なのです。
お礼
地球という惑星が、マントルマグマにのっかった地殻で流動的な事が大いに起こるという事ですね。説得力がありました。ありがとうございます。感謝いたします。