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ガン治療うけたほうがいいの?

74歳の母が肺の小細胞ガンと診断されました。両肺と肺のリンパ節、首のリンパ節に転移があります。末期ガンで、治療をしても平均1年しか生きられないそうです。母はすでにだいぶ体力が衰え、体重が35kg(身長147cm)しかありません。 本人は治療はしたくないといいますが、医師は治療をすすめてくれます。 このような場合、家族はどうしたらいいのか迷っています。

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noname#5998
noname#5998
回答No.2

家族の病気や死は、本当につらいことと思います。 抗ガン剤を用いたガンの治療は、現代の医学では、 残念ながら「一時的な延命措置」にすぎません。 数年前、私も母親を「同じガン」で亡くしました。 mokotaさんのお母様と同じように「末期ガン」に近い状態でしたので、 転移の様子、病状、身長、体重などはほとんど同じです。 以下参考にしていただければと思います。 ある日病院へ呼び出され、医師から病状名と説明を受けたときには、 さすがに私の父親や兄弟姉妹、皆「ショック状態」でした。 その後、 医師から二つの確認がありました。 ひとつは、 「患者本人」に、「ガン」であることを告知するか否か。 もう一つは 「抗ガン剤」を用いた治療(延命措置)を行うかどうか。 続けて医師はこう言いました。 (本人に病気と闘う強い「意志」が必要であるが) 告知をして「本人」が納得して治療を前向きに受け入れた場合、 治療の効果はあがり、一時的な「退院も可能」である。 そのことによって、残り少ない人生を有効な時間として過ごすことができる。 反面、本人自身がガンであることを前向きに受け入れなかった場合、 生きる意欲が薄れ、人間性を失うこともあり、危険性を伴う場合がある。 どちらにしても最終的には「命」を救うことは不可能である。 そして告知せず治療もしないのであれば、本人の精神的負担はないが、 肉体的な激痛と時間の流れの中で、本人の最期は病院で迎えることになる。 どうするか、身内で決めて欲しい。 (お母様は、すでにご自分の病気が、わかっていらっしゃるのでしょうか。?) 迷いましたが、・・・ 私たちは、母親の心の強さを信じ、「告知」を選び「治療」を選びました。 母も治療を前向きに受け入れ、よくがんばりました。 3ヶ月後、リンパの腫れもひき、母は一時的な退院ができました。 とても、嬉しそうでした。 その時、母はもう「自分の運命」は解っていたはずです。 ほんの1ヶ月でしたが、人の住む家の中と、畳の上で、 母の最期の「生活」がありました。 病院で医師の説明を受けてから、約半年後、母は逝きましたが、 退院した時に、お見舞いを頂戴した方々に、「快気祝い」を届け、 病院の方々へのお礼の挨拶を気丈にふるまっていた母の顔を、 私たちは、いまでも覚えています。 「一時的な延命措置」により、ほんの短い時間でも母が人として、 幸せに過ごせたなら・・・ 悲しみはもちろんありますが、 私たち家族は「正しい選択」であったと思っております。 ご家族で慎重に相談されますように。 何を選択されるにしても、 お母様にとって、最良の方法を選んで差し上げることが大切となるでしょう。

mokota
質問者

お礼

wholedayさんの体験をわがことのように思いながら読ませていただきました。 大切なのは、死をむかえるまでに、人として幸せに過ごす時間をもてることなのですね。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • yukky25
  • ベストアンサー率19% (49/256)
回答No.1

大変ですね・・・。 うちは父が癌だったんですが見つかったときにはもう直る見込みがなかったので、 痛みを取るための治療、にしてもらいました。 なにをするための治療なのか、ってことをきちんとお医者さんに説明してもらってはいかがでしょうか。 例えば直る見込みがないなら抗がん剤は不要ですよね。 これから気持ちが大変な場面が続くと思います。がんばって、後悔のないようにお母様に尽くしてあげてください。

mokota
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 母の場合、医師は「抗ガン治療をすれば1%の生きる確立」もしくは「平均半年~10か月くらいの延命効果」また「これからますます苦しくなるガンの症状の緩和になる」という理由で、抗ガン治療をすすめてくれているのです。 専門家の意見ながら、抗ガン治療のリスクより、そのほうが本当に意義あるものなのかしらと悩んでいます。