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日本史上での女性への暴力行為

不愉快な質問なので恐縮なのですが・・・。 よく、外国の歴史で、いくさに勝った側が負けた方の町や村を襲い大規模な略奪や女性への暴行行為が目につきます。 しかし、日本史上(江戸時代以前)の国内の歴史では、あまり聞いた事がありません。 源平合戦の際の木曽兵が京都で、そのような行為をしたとどこかの本で聞いたことがあるのですが、 他には、どのような例があるのでしょう? 日本人どうしの紛争で「女性は戦利品」というイメージがあまり無いように思えるのですが、それは間違っているのでしょうか?

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  • gumbosoup
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回答No.3

ご気分を害されるかも知れませんが、 逆に私は「そう思えてしまう」方がいらっしゃる事に言いようの無い恐怖を感じてしまいます。 事実だったであろうと思われる事はNo.1様が書いていらっしゃいますが、私はそういう事を全く伝えられていないと言う事が怖くもあり、情けなく思えてなりません。 これは別に質問主様を責めている訳でも、見下している訳でもありませんので誤解されない事を願います。 どうも明治維新以降、「臭いものには蓋をしろ」的な発想が根強くあるような気がします。 特に太平洋戦争中の事については、極最近も教科書関係でトラブっていた事は記憶に新しいと思います。 つまり、「隠蔽しようとする側」と「事実を包み隠さず明かそうとする側」(人や団体によっては、こちらも行き過ぎている場合もありますが)が真っ向から対立しているのです。 更には事実を捻じ曲げ、本当にあった事と正反対の事をでっち上げて「美談」として言い伝えていたりする事もあります。 質問主様が「誤解」なさってしまったのは、恐らく日本の歴史の教科書等の中にそう言った記述が無かったからなのではないでしょうか。 逆に「世界史」の方にはちゃんと記されていた、と言う事なのでしょう。 私も時代の証人では無いので、どれが事実なのかを正確に判断する事は出来ません。 しかし日本と言う国が世界をリードするような文明先進国な訳でも、極端に治安の良かった国な訳でも無い事は経験上知っています。 最近問題視されている中国や韓国に関するような事は、かつて日本がやっていた事でもあるのです。 No.1氏は人権意識が日本に広まったのは「ここ60年程」と仰っておられますが、これは客観的に見られた上での事であり、記録上の事も含めての話になるかと思われます。決して間違いではありませんが、主観的な人権意識が拡まってからは まだ四半世紀も経っていないと言うのが実情だと思います。 話がずれてしまって申し訳ありませんでした。 また、質問主様、回答者様に対しての無礼をお詫び致します。

StuGIII
質問者

お礼

ありがとうございました。 かなり思い違いをしておりました。 こんな事を言える資格はないのですが、私のような日本人っていっぱいいると思われます。 戦国というと、信長や秀吉、信玄などの「さっそうとしたヒーロー」が活躍する「気持ちのいい時代」というイメージがみんなの漠然とした印象だと思います。 たぶん、大河ドラマの影響が大きいのでは?と思います。 そういえば、回答を読んでいて思い出したのは、昔の黒澤映画は戦国の ダークな世界を表現していたと思うのですが、最近のドラマや映画はそういった世界は一切無視ですね。 あやうく、騙されたまま生きていくところでした。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • buchi-dog
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回答No.5

明治維新までの日本国内での戦争で、攻め込んだ側がその土地の女性、あるいは落城した城の中の女性を強姦し、あるいは拉致して女郎や下人(その両方)として売り飛ばすことは、「当たり前」でした。 当時の常識では当たり前でしたので特に記録には残さないのが普通ですが、いくつかの事例で記録されています。下記では武田家関係のものだけを紹介しますが、他の大名家についても調べれば記録されている事例があるでしょう。 1. 武田信玄が、信濃の志賀城を攻略した時 2. 武田信玄が、信濃の小岩嶽城を攻略した時 いずれも、武田家側の史料で、 「数知れない足弱(女子、子供などの非戦闘員)を生け捕った」 「それらの捕虜を甲府に連れてきて、市を開いて競りにかけて売った。甲斐に身寄りのあるものは、競りの前に一定の金額で身請けさせた」 ことが淡々と記されています。特に「悪いこと」というニュアンスでの記録ではありません。 こうしたことについては、下記の本が詳しいです。 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り 新版 朝日選書 777 藤木久志/著、朝日新聞社 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31546788 なお、こうしたことを「乱取り」などと称しました。こうした行為は、戦に加わっても特に恩賞などを貰えない足軽や雑兵が、奴隷(女性や子供が主)を獲得して売り払うことで恩賞の代わりにする、ということで戦国武将が見逃していたという面があるようです。 豊臣秀吉が、九州征伐で長崎辺りに行き、南蛮の商人が日本の女性を海外(中国大陸、フィリピン、インドなど)に奴隷(売春婦)として多数「輸出」している様子、キリスト教宣教師がそれに積極的に係っていることを知り、キリシタン禁教に政策を転換したという事実があります。秀吉が見た「海外に輸出される日本女性」も、元を辿れば、九州の合戦で「乱取り」された女性たちであったと思われます。 国内の戦争での「侵攻地での強姦、拉致して売り飛ばす」は、戦争がなかった江戸時代には当然起きませんでしたが、明治維新前後の戊辰戦争では再び起きました。 特に、新政府軍が侵攻した東北や越後での新政府軍(薩摩、長州、土佐、肥前の4藩に限らず、これに加わった様々な大名家)による婦女暴行・拉致は戦国時代と変わらない様相であったようです。 特に、会津藩の領地では、会津藩による支配が完全に消滅し、かなりの期間に渡って「新政府軍」が会津藩領の支配者となりました。会津藩の武士や庶民への略奪暴行を取り締まる者が誰もいない状況となり、日本史上例を見ないほど徹底した勝者による敗者への「乱取り」が行われたようです。 ※ 「ようです」と曖昧な書き方をしたのは、ことの性質上、詳しい状況は知りえないからです。

StuGIII
質問者

お礼

ありがとうございました。 紹介していただいた本は、探して読んでみます。

  • hukuponlog
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回答No.4

「大坂夏の陣図屏風」など、当時描かれた屏風絵などを見ると、半裸の女性を兵士が襲っている様子などが描かれていますよ。半裸で逃げまどう女性(たぶん大阪城の女官)、それを肩に担いで拉致している様子など結構リアルです。

StuGIII
質問者

お礼

ありがとうございました。 一度、見てみます。

noname#254711
noname#254711
回答No.2

記録に残っていない、あるいは、記録に残していないだけで 人間同士が、命をかけて戦い、その結果、倒した相手の「モノ」を 奪うような行為は、どこの国のどのような人種であっても 似たようなものではありませんか? 文明とか文化の仮面を被ってはいても、人間も動物の一つであることは 間違いありません。 非人道的・・・などとよく言われますが、それは社会秩序が整っていればこそであって 人も獣も共通する部分は多いのです。 どちらが「人間的」なのか?私にもよくわかりません。

StuGIII
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#46040
noname#46040
回答No.1

>私有財産を略奪したりが問題視され始めたのは近代に入ってから http://oshiete1.goo.ne.jp/qa831135.html >偏差値教育的な日本史ではあまり教えぬことながら、 >戦国時代はもとより、鎌倉以降、中世期の戦でも「一般市民」のとばっちりは古記録の随所に残って http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q119087786 >まだ実っていない田畑の作物を刈る。農民も領主も、その年の収穫が皆無となり飢 >戦場の住民、落城時に中にいた者を捕らえて下人、遊女に売る。 >下人は南蛮貿易の対価として輸出され http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1556768.html >戊辰戦争の際は、「官軍」に降伏した会津藩の場合、城下町の武家屋敷と城の中にあったものは全て接収され 人権意識なるものが広まったのは欧米で200年ぐらい、日本ではここ60年ぐらいの非常に短い時間です

参考URL:
http://fukudablog.blog6.fc2.com/blog-entry-40.html
StuGIII
質問者

お礼

ありがとうございました。 かなり、無知というか思い違いをしておりました。 参考にさせていただきます。