- ベストアンサー
統計学ー割合の平均値の比較について
卒論を書いてます。 ある生き物の死亡率の平均値を5つの時間(実験開始後7日、2ヵ月、9ヵ月、1年、2年)で比較したいのですが、どの検定法が最適か教えてください!「率」なので、単純に比較はできないかなと思います。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
回答の補足です。割合の平均値の比較ですが、これだけばらつきが大きいデータで平均値は比較できません。 比較するのはあくまで個々のデータです。 A群の細胞死亡率 個体1:80% 個体2:50% 個体3:60% 個体4:70% B群の細胞死亡率 個体5:20% 個体6:50% 個体7:60% 個体8:70% 個体9:80% なら、統計解析はA群(個体1~4)とB群(個体5~8)の統計的な値(平均値、合計、標準偏差、分散、範囲、最小値、最大値、標準誤差)などを総合して判断します。 統計的な値の意味は下記のとおりです。 平均値:観測されるデータから、その散らばり具合を "平らに均す" ことによって得られる値。 最頻値:観測したデータの中で最もよく現れる(度数が多い)数値。モードとも呼ぶ。 中央値:データを大きさ順に並べたとき、中央にくる数値。メディアンとも呼ぶ。 最小値:観測したデータの中で最も小さな値。 最大値:観測したデータの中で最も大きな値。 合計:データの値を全て足して得られる値。 範囲:最大値から最小値を引いた値。データの範囲を示す。 分散:平均値と各データ値との差(偏差)を二乗し、それを平均したもの。データの散らばり度合いを示す。 値が小さいほどデータが平均値のまわりに集まっている。 標準偏差:分散の正の平方根。 http://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/index.htmlなどを参考に少し統計の勉強もしてみたらいかがでしょう? JMP活用 統計学とっておき勉強法 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2744066 もお勧めです。
その他の回答 (4)
- u1191075
- ベストアンサー率100% (2/2)
Jumpというソフトを用いるのがいいと思います。 TurkeyHSD検定でいいと思いますが、もし結果がおかしいなら以下のことが考えられます。 データのばらつきがおおきすぎること。 同じ群に80%と20%の死亡率が混在しています。これでは結果がでません。 次に、個体数にばらつきがありすぎること。個体数はそろえた方が有意差がでやすいです。 まずデータであやしいものを消しましょう。次に個体数をそろえましょう。その後TurkeyHSD検定をしてみるのがいいと思います。 しかし、大学の卒論なら、統計の先生に聞きに行くのが一番お勧めです。そのために大学に行っているのですから…。
- koosh
- ベストアンサー率50% (2/4)
どういった実験系ですか?それをしっかり考えて検定しないと全く意味がありませんよ? A群、B群といった群が6つあるのはわかりました。それぞれの群で含有する個体数が異なるのも理解できます。しかし、その個体というのは全て対等な関係なければなりませんよ? 統計で群間比較を行うにあたって、例えばタバコと肺がんの関係を統計学的に証明したければ、「タバコを吸っている40人」と「吸ってない60人」の二つの群を一定の期間をおいて観察する必要があります。 10年後にA群での発症率が有意に高ければ「タバコと肺がんの関係を証明した」といえます。 この場合は40人と60人、個体数が異なりますが、対等な関係にあるヒトに対しての研究なので問題がありません。 こうやって、先に暴露条件(たばこ、薬等)を与えて、その結果を調べる研究をコホート研究といいますが、「実験開始後7日、2ヵ月、9ヵ月、1年、2年」としているところからtelurboyさんの研究もこういったものであると想像しています。 それに対して、もしこの40人の内訳がイヌ10、サカナ20、トカゲ10で、60人の内訳がサル30、ゾウ20、マウス10では研究が成り立たないのです。 A群の中に「個体1、2、3、4」とありB群の中に「個体5、6、7、8、9」とあり、それぞれ対応していない個体の中で死亡率を測定なさっている・・・。これでは検定はできません。
- koosh
- ベストアンサー率50% (2/4)
卒論、お疲れ様です。 もし二つの群をある一定の期間で検定したいのならt検定、カイ2乗検定なんていかがでしょうか? 生存数 死亡数 A群 48 32 80 B群 24 36 60 72 68 140 こういった類のものであれば簡単に検定できます。僕は統計のデータはSPSSといったものを利用して処理しています。 http://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/analysis/t_test.html http://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/analysis/x2_test.html
- tabi2007
- ベストアンサー率10% (80/740)
「率」では比較の仕様がありません。 標本数がない「率」なんて何の意味も持ちません。
補足
回答ありがとうございます。 説明不足でしたね。 A群の細胞死亡率 個体1:80% 個体2:50% 個体3:60% 個体4:70% B群の細胞死亡率 個体5:20% 個体6:50% 個体7:60% 個体8:70% 個体9:80% C群 D群 と、6群あり個体数はまちまちです。この6群間で互いに差があるのかを検定したいのです。TurkeyHSD検定をしたのですが、それはどうやらおかしいらしいです。 なにも分からないので、どうかご指南をよろしくお願いします。