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アニマ・アニムス(ユング心理学)
心理学でアニマ・アニムスという言葉があります。ユング心理学ですが、自分の中の異性像ということみたいですが、自分の好みというのは、アニマ・アニムス通して形成されるのでしょうか。それとも違うのでしょうか。もし同じだとしたら個性化されて男性・女性の境がなくなって反対性のジェンダーの行動もするということと関係あるのでしょうか。おしえてください。
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>自分の好みというのは、アニマ・アニムス通して形成されるのでしょうか。 人格は持って生まれた特徴+生まれた後に獲得したもので構成されていると思うんですね。 私は女でして、小さい頃与えられたおもちゃは人形だったんですね。 兄は男なので動く電車。 私は人形を握っていたが、兄が遊ぶ動く電車に目が釘付けだったらしいです。 で、小さい頃 所有権がわかっていて 兄のおもちゃは触っちゃいけないと触れなかった。 触ると殴られていたのかもしれない。 で、恐ろしくて兄がいないときでも、制御がかかって兄のおもちゃは触れなかったのですが、時計は誰もいないとき、触って分解していました。 これは覚えている。 男はメカに興味を持ち、女は情緒的なものに興味を持つはずだって、根拠はわかるのですが、、、、脳の違いによりどっちにひきつけられるかってことだと思いますが、、、、 じゃあ 私の人形ほっぽらかしてメカ というか時計に興味を持って ふむふむ と分解して構造を調べていたのは、女性らしさ 男性らしさの境目が無かったからとかじゃなく、本質がそういうメカに興味を持つからだったと思えます。 だって大きくなっても、やっぱりメカ好きですもん。 裁縫より大工仕事が子供の頃から好きだったし、大人になって外国旅行するとき 何をやりたいか聞かれて、射撃って答え、それをプランに組み込んだし。 大きなお金が手に入ったとき、最初に買ったのはパソコンで、改造しまくって何度も壊してたし。笑。 これは私の中のアニムスが出てきていると分析する人もいるでしょうけど、私からすれば明らかに生まれ持ったもののせいだと思います。 男性らしさ 女性らしさ というものをきっちりとしなければならない時代があり、それは戦争とかそういったときに効率を考え、役割分担を決めるため、男らしさ 女らしさの概念が造られて庶民に押し付けられたんじゃないかと。 で、騒乱の時代が終わっても、緊急事態対応型性による役割分担が残ってしまい、根拠なく女だから家にいて家事してろ 男だからメソメソ泣くな ってなったんじゃないかと。 ジェンダーフリーというのは性差別を無くすって意味だと私は捉えています。 性による制限をなくし、性差別をしない社会の実現のためにジェンダーフリーという考えが出てきたんだと思います。 性により職業選択の自由を制御してはならないと変わってきていますよね。 相撲界は今もって女性が土俵に上ることを禁止していますが、これは性差別が根拠じゃなく、ちゃんと理由があるかららしいです。 で、男のくせに 女のくせに という表現も性差別だと思います。 女だからこうであれ というのも差別を押し付けているので、ジェンダーフリーじゃない。 で、ユニセックスって考えがでてきて、男なのか女なのか外見を見てもよくわからない人が増えてきている。 「どっちかはっきりしろ」といいたくなるおじ様 おば様方は性差別をが当然の時代に生きて、その差別を刷り込まれたので、どっちかわからない状態にイライラするわけです。 最初からどっちかわからない人がいる社会に育ったら、「どっちだ」とイライラすることはない。 >個性化されて男性・女性の境がなくなって反対性のジェンダーの行動もするということと関係あるのでしょうか 個性化され男が女的とされる行動をとるようになるか、女が男性的とされる行動をとるようになるかですか? 性同一性障害とする人。 男性に多いですが、極端に外見を女性の特徴に変化させていますよね。 言葉もそうで、そんな喋り方する本来女性の人はいない、そんなケバい格好をする一般女性はいない ってくらい とても強調している。 逆に違和感がありすぎて、性転換した人ってわかってしまったりする。 男性でもないし、かといって外見もしぐさも生の女性とは違う。 で、どうして性同一性障害の人は、こうなってしまいやすいのかって質問したことがあるんですね。 すると、男性部分を否定されたため、自信を取り戻すため、限りなく女っぽくなろうとしてしまうからじゃないかって言われました。 つまり「男は男らしくあれ」に反発し、反抗し相手が否定する女性らしく徹底的になってやるって深層心理が働いたからじゃないかと。 でも、性同一障害の人は、好きになった相手と一緒を遂げるということをあまりせず、交際する相手をつぎつぎ変えていくという特長がよくみられる。 女性も確かに交際相手をつぎつぎ変える人はいますが、その数は少ない。 貞淑さとかじゃなく、本能みたいなもので、相手をつぎつぎ変えないわけで。 ですが、性同一性障害の人は、相手をつぎつぎ変えていく。 これは、私が思うに外見は変わっても中身は生粋の男だから じゃないかと思うんです。 種をより多く撒くという男性本能があり、それで種撒きはできない体に性転換しても、脳が男のままなので、種を撒く行為を続けるんじゃないかと。 つまり、元々 体も心も男。 で、ケバい格好をして、男にアピールしてより多くの男をひきつけようとするが、そのひきつけようとする行為は男の種撒本能だと思います。 ううーーん 最初から男の体 男の脳で、男が好きってだけで、自分の中の理想的な男性像を同棲に求め、自分の中のアニムスを求め、同性を得やすいように女性の体になるってことじゃないと思うんですね。 男だけど男にしか性欲を感じない個性だって認めればいいだけの話。 それを病気だからって病気のせいにすることで逃げるから、おかしなことになる。 男だけど男にしか性欲を感じない個性でいいじゃないかって 私は思うんですね。 病気だってするからややこしいことになる。 ジェンダーフリーってのは性差別が無い状態。 男ならこうあれ とか 女ならこうしろ とか 男はこの職業につけないとか 女だから応募できないとか、職業選択の自由において始められています。 看護士は女性しか駄目だって根拠ないですよね。 管制官は女性にはできないって根拠ないですよね。 能力があれば今までは女性的な仕事とされた分野、男性的だとされた分野の仕事についていい自由がある。 それがジェンダーフリー。 個性化されると男性・女性の境目が無くなるとか、今までとは逆の性の行動をするようになるとかじゃなく、本来の自由な制限される前に状態に戻るだけ。 根拠なき性差別が起こる前の自由な世界に戻るだけ。 根拠なく男性らしさ 女性らしさの概念が崩壊し、平等がおとづれるわけで、それで個性重視になるというより、根拠なき差別を撤廃することで、制限により抑圧されていた個性が生きる時代になるのではないかと思います。
お礼
つまり、男性だからこういった仕事があり、女性だからといっても根拠がないのに継続しているということですね。本来的な男性・女性の感性と自分の本来の興味(それが強みにもなる可能性がある)を混同しやすいということですね。なんとなくわかりました。確かにジェンダーフリーを正しくとらえるのは難しいかもしれません。気分やムードにだまされて反対性かとおもわれているかたもいらっしゃるのかもしれません。ありがとうございます。
補足
回答で言葉たらずでここですいません。科学で性同一障害も完全に解明されたとは確かにいえません。たとえそうであっても手術しても体がもとはたとえば男性であっても手術で完全にならないといことかもしれません。補足ですいません。