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バイキングの武器はどこで製造されていた

とあるマンガに登場するバイキングの格好がある人間は鎖帷子、また別のは普通の服だったり、キルティングだったりしますが、あの当時武器や防具の類はどうやって調達していたのでしょうか。 また、8世紀 - 9世紀 - 10世紀の西ヨーロッパ周辺地域にチョッキ型のプレートメイルは存在しましたか。

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回答No.1

バイキングは、基本的に、自給自足で あとは交易によって必要品をそろえていましたから、 自分の村で作ったり、買ったりということです。 当たり前ですが、そういうことになりますね。 道具というのは常に手入れが必要ですので、 鍛冶屋や道具屋といったもの、要するにRPGの世界のごときもの というのは、身近に在りました。 鎧の歴史としては、一般的に、 時代が古いほどピースが多く、近代に近づくほどピースが少なくなります。 つまりは皮に小さな金属片をくっつけたようなものから、 より一体的な金属板、鎧へと変化していくわけです。 これは治金学の発展に伴ったもので、金属加工の技術の向上が あって機能的な鎧をつくれるようになっていくのです。 チョッキ型のプレーメイルってどういうものをイメージしてるのかわかりませんが、 ローマ時代にもそのようなものはありますから、 存在はするのですが、高価だということです。 ローマ帝国の崩壊で、人々の生活水準はいったん下がったんで、 ふつうのバイキングはそのようなものは手にしてなかったでしょう。 ま、バイキングと一言でいっても、千差万別ですから、一概にはいえませんね。 交易路の近くに住む人々と、辺境の人々では物品も生活スタイルも違いますから。 ただ戦術的にはバイキングは盾と斧をもって徒歩で戦う歩兵なんで、 プレートメイルなるものは必要ないというか、その時代には使っていないように思います。 ちょっと前に、ヒストリーチャンネルだったか、ディスカバリーチャンネルだったかで バイキングの戦闘後の集団埋葬地の発掘調査がおこなわれていましたが、 チェーンメイルのような軽くて使いやすいタイプが主でしたね。 船で移動するなら重いと多々問題がありますし、 ま、時代を経て金属加工技術が向上すると薄くて一体型の軽くて丈夫な鎧がつくれるようになるわけで それはだいたい14世紀以後っちゅうかんじでしょう。