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避妊具の欧米生産量と日本
近年、日本の人口が欧米に比して増えたのは、もしかしたら避妊具の不足だったのではないかと考えました。20世紀初頭から半ばくらいまでの欧米と日本の生産量比較はどうなのでしょうか?
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- popesyu
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その近年というのはいつ頃の時代の話をされているのでしょうか。確かにコンドームの生産量は戦後からずーっと右肩上がりだと思いますし、また日本のコンドームは優秀で世界でもトップクラスの評価を受けていますし、自給率100%あるそうですが、海外にも多数輸出しています。で1970年代ぐらいから出生率は2を切っていますからそのころから少子化の傾向にあったわけですが、コンドームの生産量とは負の相関をするのかもしれません。 が、結局コンドームの生産量は工業力や技術力を示すものでしかなく(生産しないなら輸入すれば良いだけ。もしその視点から注目するなら生産量ではなく使用量の方です)、工業力の上昇(近代化)とともに出生率が下がるという傾向で見るべきだと思います。出生率の低下は日本に限らず先進国が普遍的に持つもので、それは政治や経済がより民主的に上向くと女性の権利や教育が向上するなどもセットでついてくるわけで、そうなると自然に出生率が下がると。すると国のほうで様々な援助がされることになるわけです。 明治維新から日本の民主化・近代化は始まりましたが、すでにその時には(政治・経済体制的に)欧米は50年も先を行っていました。日本はその後を追っかけていただけです。現在はほぼ差がないところまできていると思いますが、20世紀初頭といえば日本は後進国(というか新興国)だったわけですから、欧米とコンドームの生産量で比較しながら出生率を語るってのはちょっと無茶すぎると思います。 もし比較するのであれば体制的に同じ位置にいた国とということになりますが、世界史的にそのような位置にいた(後進国から新興国を経て先進国の仲間入りしたような)国はいませんから、これも無理でしょう。
お礼
おっしゃることごもっともだと思います。 コンドームの生産高でなく、社会状況ともセットで考えるべきだと。 しかし一方で、この避妊具の普及率というものも、実は隠れた影響があるのでないか?たとえば、ある国家の「行為」に及ぶ全人口の述べ回数というか総回数は、社会状況の変化に相関があるか。結婚しない女性が増えると、その「行為」回数は減るのだろうか?もし、たいした増減がないとすると、出生率の低下は (1)避妊具の普及 (2)性行為自体の挿入射精行為の抑制 (3)堕胎手術の増加 などが考えられる。 何か、欧米と比べて、先進国家であった日本が、なぜこれほど増えてしまったのかなぞが残ります。やはり、明治が痛い気がしますね。どう考えても西欧と並んでいなかった。